「悪貨が良貨を駆逐する」というなら。
「悪貨が良貨を駆逐する」というなら、
いろんなものごとが進んでいく方向というのは悪貨側の論理だったりしないだろうか。
もし良貨側のものであれば、駆逐されて無くなってしまうはず。と。
はて、今の世界が進んでいっている方向とはどっちだろうか。
「便利」「早い」「正確」など安心・安全・スピーディが良いとされていて、
どんどんそっちの方向で商品開発や制度設計が進んでいます。
安心安全というところから「予測可能」「代替可能」なんてのも非常に求められていると思います。
一方で、手がかかること、時間がかかることなどなど、ゆっくり豊かな生活は駆逐されようとしています。
もっと言うと、動植物や細菌などの自然の営み、人間の不合理さなどなども全部削いで、
誰かの意図でコントロールされた世界で生きようとしています。
「99.9%除菌」とかをはじめ、いろんな例があると思うのですが、
すぐ忘れてしまう性分なもので、概念だけが残っています。
一つ一つ書き留めておかないとですね。
さて、私はこういう世の中でどういうものを大事に生きていくのだろうか。
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