■目標達成のためには
①「真っ当な土台」(目標設定へ出発する自分自身:どれだけ頑張れるのか)
②「現在地点の正確な把握」(特に目標との距離感:今の知識や技能はどれだけか)
③「現実的な目標」(修正の可能性も織り込む:使える時間を考えて到達可能な距離か)
の3つが大事。
■目標達成は少しずつ育てていくもの
日常的にこの目標達成を積み重ねたり、失敗して改善&リトライを続けることで、ようやく自分で誇れる目標達成に近づいていける。最初から、自分も周りも一目置くような目標達成ができるほど甘い世の中ではないし、それができるなら周りもできてるし特別一目置かれるようなこともない。
失敗したら恥ずかしいから自分一人で、、、じゃなくて、誰かにいろいろ話を投げかけながら、「現状の把握」と「良い案配の目標」、「具体的にどう動いていくのが良いのかなどの指針」をもらうより具体的な自分が見えてくるはず。
間違えこそ深みの種。「プライド」はその肥料。プライドを捨てて肥やしにしてその種を育てて、より強い武器防具を実らせていきましょう。
■「できる私」という重荷
「できる私」像はとても魅力的。
実力も努力もないのに、いや、ないと分かっているからこその「できる私」アピールしてしまうと
後でリカバリーするのが格段に難しくなってしまったりします。
その時は、それぐらい後でやれば追いつけるとか思ってしまって、、
プライドがあるから小さな目標達成を価値がないかのように扱って、
大きな目標を達成できない自分を認めたくはなくて、
身動きが取れなくなってしまって、いろんなものから距離を置いてしまう。
この流れは、本当に多くの人のあるある。もちろん私も含め。大なり小なり。
■反射としての「言い訳」「開き直り」「やった感」「分かった感」
その途中にたどり着く「言い訳」も「開き直り」も「やった感や分かった感だけ出す」も。全部やりがちなことだけど、その自己保身の代償はあとで自分の重荷になるだけではある。
チームなんか組んでたら、それこそチーム全体の士気に悪影響になって、よりドツボにはまっていく。
なんだけどなんだけど、そんなことは冷静に考えれば百も承知なんだけど、その場の反射として出てしまうことはこれもまた本当によくあること。
でもでも人間って、ほとんどみんなそれぐらいのものだから、その「プライド」を次の自分の種を育てる肥料にして、少しずつ大きな私を育てていきましょう。