大韓航空機撃墜事件の遺族会会報(9.1NEWS)⑬
36号(実質37号)(昭和62年8月6日)
・日本での裁判の判決「日本でも裁判ができる」。
どういう訴えだったのかが分からないけど。紙面の扱い的には特別大きな進展があったわけではなさそう。
いろんな裁判が行われているようで、明確にそれぞれの性質も分からないので全容を掴むのは何とも難しいところですね。
・外務省や北海道庁とのコンタクトも。
並行して、真相を究明する会からの提案も。「こうあるべき」は遺族の数だけあるんだけど、他の遺族の思いを汲めるほどの余裕がないぐらい傷ついたり追い込まれたりしている遺族がいるのも当然のことだけど、遺族会のご苦労と、思いの強さと正論パンチに心がきゅっとなる。
・小中学校で臨時休校で9月1日の式典に参加するとのことで、
今のように各校の代表者の出席して平和についてのコメントをしてくれる形になったのは、事件から5年目(4回目の式典)からなのだろうか。
今年はより多くの小中高生に会える予定なので楽しみ。
37号(実質38号)(昭和62年9月10日)
・深夜の総会。
朝4時までの話し合いや、式典後の話し合いなど、
事件から丸4年経っても話し合っていかないといけないことが山積み。
・遺品は北海道庁から遺族会に。保管は道庁のまま。
一度は燃やして祈りの塔に一緒に置いておくということに決まったようですが、真相を究明する会との意見の調整とかも引き続き気が重たい案件。
・事件から5年目の式典のようすと、5周年(6年目)の式典について
火祭りがテーマに。野焼きや、遺品などを焼いて供養する流れになっていくのだろうか。それはそれでとても自然な流れのように思える。
が、この先どう調整されていくんだろうか。
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