大韓航空機撃墜事件の遺族会会報(9.1NEWS)⑫

大韓航空機撃墜事件

34号(実質35号)(昭和62年6月16日)
・事件5年目の慰霊祭
礼文島のスコトン岬が直線距離で一番近いのか。それなら一度礼文島にも渡ってみたいなぁと。丸一日必要とのことなので、今年は難しいだろうなぁ。

・遺品の造形を進めてみる案
事件5年目(4回目)の式典ではもう2か月弱と日にちが近すぎるので、5周年の式典で初の野焼き?になるのだろうか。
岡井さんが亡くなられるまでいろんな形で展開していく野焼き。慰霊のための火をくべるのはとても象徴的で、父のこととか自分のこととか向き合える良い時間になります。岡井さん亡き今はなかなか難しいんだろうけど。


35号(実質36号)(昭和62年7月13日)
・遺品の取り扱いの話から
「大韓航空機へのミサイル発射指令の責任者が国防次官に」
ソ連の中ではよくやった的な扱いなのだろうか。事件から5年。政治的には決着がつきほとぼり冷めて昇進ということか。

遺族のなかでの別の活動、大韓機事件の真相を究明する遺族の会。
会報誌の「APPEAL」は手元に1から8号までがありますが、この記事では136号!凄くたくさん発行されていたのですね。
その熱量ゆえに、遺族会との方針の違いも鮮明になっているのでしょうか。
今号では遺族会側の考えや苦悩がたくさん掲載されています。
今の立場で読んでみても、どうするべきかはとても難しい問題です。