数学は探偵のように。

ひとの成長, 勉強法など勉強法, 数学, 探偵

さてさて、今日は連日の更新を目指して。ぐっちです。

早速ですが、数学が苦手な人って結構多いですよね。
いろんな考え方や公式の暗記もそうですが、
分数や小数、文字とかルートとかもはやどう扱っていいのやら、
という人も多いのではないでしょうか。

「苦手苦手」と思えば思うほどどんどん苦手になっていきます。
自分で思ったこと考えたことを人は正しいと思い込みがちですから。

なので、ちょっと視点を変えて進めるならそれも良いかなと。

今日は数学の世界でそんな話を書いてみます。

数学の世界を歩くための2つの力

数学には2つの力が必要です。
1つずつ見ていきましょう。

問題を進めていけるだけの計算力

計算力は筋トレみたいなものですので、
先に挙げた、

・ちょっとややこしい分数の足し算引き算と、掛け算、割り算を掛け算にする計算を、

・かなり面倒な小数の足し算引き算と、掛け算割り算での小数点の扱いに慣れることを、

・文字式の足し算引き算、指数が出てくる掛け算と、割り算(逆数の掛け算)を

・文字なのか数字なのか不気味なルートの計算は、ルートの中と外の次元を自由に行き来できるように。

これらを一歩一歩できるようにしていくことに尽きます。

ちょっとずつ回数を増やしたり、重いものを持ち上げられるようにしたりする
筋トレのように地道で長い鍛錬が必要になります。
焦らず、毎日こつこつと。
できるところを増やせるように一段一段積み上げるイメージでやっていきましょう。
(すでにハードルが高いよね。。)

数学のいろんな考え方をつかむ力:思考力

2つ目は、数学的思考力です。

確率とか三角比とか、さまざまな関数とか、ベクトルとか複素数とか、いろんな考え方が次から次に降ってきます。
それらの概念を掴んでいくことが必要です。

探偵さんも、自動車が乗れるようにならないといけないし、パソコンとかいろんな最新機器を駆使することで成果を上げられるわけです。それにはそれぞれの使い方を知っていないとお話ならないですよね。

なので、数学にも数学の世界を渡っていけるための武器は必要です。
それらが、計算力と思考力です。

すでに、この2つを手に入れることがもうなんていうか越えがたいハードルなのもわかる、わかりますが、これが身に付くと、数学はどんどんゲームになっていきます。

数学は必ず答えが出るようにヒントが散りばめられています

探偵さんがターゲットを尾行しているときに「ん?この行動なんか怪しいな」と思う嗅覚同様、
数学にも問題文や与えられた図を見て「この数字って使いそうだよね」と、かぎ分ける嗅覚が必要です。

「うーん、なんとなくこの数字使いそうだなー」みたいなところまで行くと、
その数字を使った公式とかからとっかかりにしてでも、
身につけた概念からでも、なんでもいいので、そこから導き出せる数字を一個一個進めていきます。

基本的に、問題文や図で与えられた数字はすべて使い切ることになるでしょう。
例えば、図形の問題であれば、与えられている角度や辺の長さはすべて使って答えを出すようになっていると思います。

一個一個数字を明らかにしていって、与えられた数字(ヒント)をもとにして、答え(真実)に迫っていく
そう、数学を解くことは、探偵になることです。

・・・あぁ。調子に乗っていろいろ書きましたが、
言うは易く行うは難しって感じになってしまいましたね。
そう。こうやって書くのは簡単、でも実際やるには難しいですが、
一流の数学的探偵になりきったつもりで問題に取り組んでみては?

少しは見える景色が変わる!・・・かもしれません。

ご武運を!