クラウドファンディング挑戦中②(演出や戦略について-入金方式)

お金に関すること, 会社・組織のこと

1週間が経ちました。クラウドファンディングは全然気が休まりませんね。
そりゃ知名度がない団体は、拡散してもらうしか手はないですし、
そのためにも初動がどうとか、ラストがどうとかに頼らず継続的な発信をしていきたいなと思っています。

ということで、今日はシリーズ第2回「クラウドファンディングの演出や戦略」について考えすぎていきたいと思います。

クラウドファンディングやろっかなと検討中の人に何かしらのヒントになればうれしいです!

「TOB塾奈良校設立とnew-lookちゃんねるスタジオ整備」
「目標金額:250万円」
「チャレンジ期間:2月23日(日)~4月26日(日)」
「3月1日(月):8日目
支援者:44人
支援額:426,000円(17%)」

地方で孤立している高校中退者・不登校生たちに情報と関わり届ける動きを加速させたい

是非ご寄付や拡散に協力お願いします!

上記の通り、new-lookの知名度とか影響力とか考えると、
相当に厳しい250万円の壁ですが、できる限り迫りたいと思っています。
お力貸してください!!
現在までの報告はこちらからご確認いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/235879/activities/119305

2.たくさんの演出や戦略たちに思うこと

基本的な私のスタンスとして、
いつもその時良いと思う方向に全力で、愚直を体現していきたいと思っているので、
正直に真っすぐにやっていかないとすっきりしない質なのです。
なので、策を弄する感じは、真摯じゃないなと思ってしまう人間だという前提で読んでください。

では、まず一つ目。

(1)「all in」が良いか「all or nothing」が良いか

「all in」とは、いただいた支援は目標額の達成未達成に関わらず受け取れる方式で、
「all or nothing」とは、目標額以上の支援がないと全く受け取れない方式になります。

「all or nothing」のほうが集まるという話はいくつか聞いておりましたが、今回は「all in」方式で取り組んでいます。

理由はいくつかあります。

まず、大口のクラウドファンディングが初めてなので「本当に集まるのか?」という疑念があったからというのは間違いない事実だと思います。
この辺りは、次の「next goal」の考えにも入ってくるところなので、この辺りの詳細は次に譲ります。

ということで、自信のなさ以外の部分をぐるぐるしていきたいと思います。

大前提の意識として、私たちがやるような寄付型のクラウドファンディングは、
やりたいことが社会的に意味があると信じているから進めていきたいということは間違いないのですが、
あくまで自分たちのやりたいことを自分たちでやらせてもらってるという意識があります。

これは、うちが日常的に適度に関わってもらえるような枠組みを用意できないことにも起因していると思います。

そして、「all or nothing」だと
「自分たちのやりたいことを、みなさんに支援してもらう」という形なのに、
いつの間にか「集まらなかったら、意味あることなのにできないくなるよ」みたいな形になっているような、
なんとなく「事業を進めること」を人質にして支援を取ろうとしているような雰囲気がどうしてもぬぐえないからです。

これを別の言葉で言えば、
事業をやることも、寄付を募ることも、どちらも自分でやり始めている(自作)にも関わらず、
最後に「こんなに集まったのに全部無駄になっちゃう、やばい!助けて!」(自演)と相手に迫ってくる感じでしょうか。

これは、リターンが「事業を誠実に進めること」しかないことも影響しているかとも思います。

助けてもらうことは大事だし、
それがないと私たちの活動は意味を深めていくことが難しいということもわかっています。

ですが、
それなら、自分でピンチを創り出して助けてもらうのではなく、
「意味があるな」「応援したいな」「やってもらいたい」と思ってもらいたいのです。

とはいっても、まだまだ寄付が特別なことである空気感は根強いので
寄付に興味があっても「おこがましい」とか、「きっかけがない」とか、いろいろ思って動けない方もいるでしょう。
なので、そういった方にきっかけや言い訳を用意してあげるのも一つの考え方ではあるんですが、
私には、そのあたりも逆に「自分が何様なんだ」と思ってしまうわけで動けないところです。

この辺は「ねばならない」じゃないと動けないような教育環境が日本にはたくさんなので、その辺も影響あると思います。そして、この辺りは、本当に変えていきたいところの1つです。

はい。もちろん、きれいごとです。

きれいごとですし、きれいごとはきれいであればあるほど実現するためのハードルが加速度的に高まることも知っています。
ですが、みなさんの大事なお金を支援としていただく身としては、
「なるべくストレートな気持ちを受け取りたい」という気持ちに嘘は付けないなと思っているわけです。
ですので、できる限りちゃんと誠実に進んでますよということは伝えていきますよ。
どう進んでいくか、見守って楽しんでいただければ幸いです。

ということで、new-lookのクラウドファンディングは「all in」方式を採用しました。
「いいね」と思ってもらえることもあれば、「くだらないプライドだね」といわれることもある。それも含めて、自分の気持ちのままに選択してみました。

ちょっと長くなってきたので、今日はここまでにしますー!

応援してもいいという方は、クラウドファンディングのページをいろんなところでシェアしてもらえると嬉しいです。
https://camp-fire.jp/projects/235879/

次は、演出と戦略の2つ目として「next goal」について考えてみたいと思います。ご期待ください。