最近の騒がしい話題と行政委託事業①
うちも一般社団法人という法人格で、
「監督官庁が無い」ということでいろいろ騒がれておりますが、その辺の話を少し。
正しさとか権利とか
最近の流れで思うのが、
その1
弁護士がSNSで集団相手に煽って(相手が集団なので法的な責任は問えない)、
反応してきた人たちに訴訟ちらつかせて(特定の法人や個人向けなので法的な責任を問える)
この構造で黙らせようとする。
そして、多くが黙ったら
「いつ」「誰が」「何を」をごちゃごちゃにして、
見方とイメージを変えて、被害者しぐさで、味方を増やす。
という手口はもうたくさん見てきたなぁ。と。
その2
同じようなというか、逆の構造のものとしては、
警察の任意の職務質問を、法律を盾に拒否し続ける。
それが大きな問題になって警察が日和って職質がしにくくなる。
その結果、街にいる犯罪者を取り締まる機会が減ってしまう。
みたいなもの。
根本の構造は似ているなぁとしみじみ。
(もちろん法律も大事だけど、法律に違反してなかったら何してもいいみたいなこととは違うと思う。お互い様の精神、相手に気を配れる余裕も大事かと)
お互い様なので、どっちかが権利とか権威とか正義とか振りかざしてるならそれ以降、話が通らない。
どちらにしても、人としての優しさとか相手への配慮とかが無いなぁと
自分の正しさ主張=他人の間違い指摘になっちゃってるし、
そろそろ世界は「誰かの権利は、誰かの我慢」の時代に入っていて、
「私たちはこれまで我慢していたので、権利を主張できて当然」の世界ではなくなってきているわけで。
というのはあるけど、この辺の話はまた次に譲るとして、メインの話題を
委託事業について思うところ
うちも民間の助成金とか、行政の委託事業とか
いろいろ検討したり、採択されたりしたことがあるけど、、
プランを描いて、その通りに実行するというのは、実は相当難しい。
なぜなら予算は、あくまで予定で、その通りになるかどうかは分からない。
頭の中の予定が、そのまま実現されるのであれば、世の中の全ての人は成功している。
残念ながらそんなに簡単ではない。
さて、委託事業のお話で、
仮に10人分の予算を申請したけど、手を尽くしても5人しか来なかった場合、どう考えるべきでしょうか?
(1)成果は半分しか出ていないのだから、支払われる委託金も半分にすべき
(2)事業自体は行われているのだから、委託金は予算の申請の通りにすべき
(3)申請通りでない(聴いていた話と違う)ので委託金は払うべきではない
極端には上記のような立場が考えられますが、どうでしょうか?
まずその話の前に、よく聞く役所の予算のお話を
例えば予算消化されない場合に、役所的にどうなるかと言うと、
最終的に予算が消化できない=余っている。
↓
予算が余っている=次年度からはそんなに要らないってことよね?
と減らされる恐れがある。
今は、どこも予算を削ろうと必死なので、
そういうところはすぐに目をつけられそうではある。
そうなると、次年度以降の事業を確保するためにも今年度も滞りなく事業が完了したいところ。となります。
その予算は、余っているわけではなく、必要な事業を実施に必要としていたが使われなかったものなのですが、
「余っているもの」と使われなかったもの」の違いを見てくれはしない。
余っていれば、困っている人たちはたくさんいるわけで、そっちに使えるのだが、
元々予定していたもので使わなかっただけなので、そういうわけにもいかない。、
なので、次年度以降に予算を減らされるなんてとんでもない。という感じですね。
というところで、時間が無くなってしまったので、続きは来週?に!
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