太平洋戦争の歴史(上)(講談社現代新書 778) | 黒羽清隆【第1回-教養】

教養(講談社現代新書)

どうしようどうしようと思いながらなかなか手がつかなかった教養パート。
全然固まらなかったので、やりながら考えようと配信してみました。
これから少しずつ改良して形作っていこうと思いますのでよろしくお願いします。

2時間読んでみて、その内容に触れてあれこれ考える時間。
第1回目は『太平洋戦争の歴史(上)』です。

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ひさびさの読書

最近はめっきり聞く読書だったので、読む読書は久しぶりでした。

どれぐらいのスピードで読めるかなーと思いつつでしたが、
終わってみれば、2時間で60ページぐらいでした。
思ったよりもだいぶ遅かったので、なんでかなーと考えつつ。

最初も最初なのでその辺を少し。

読書スピード低下の外部要因

まず一つは、もっとも分かりやすい要因。

①:たくさんの文字を読むの感覚がなかなか戻ってこない

そして、読書に集中できない方向がいくつか。
②:この着地の決まっていない企画の着地をどうしようかと考えつつ
③:どんな見られ方をしているかと考えつつ

文章や意味の区切り、集中の途切れの時にこの2つが差し込んでくる。
そして、内容を読みなおして時間が減っていく。

他にもスピードが遅くなってる別角度の要因も。

読書スピード低下の内容要因

まずは文体。
①:資料の古い文体になじみが薄かった

そして知識に関すること。
②:そもそもの知識不足
③:どのレベルの解像度なのかを掴めない
たくさんの人名が出てきて、それぞれの関係を紐づけるのに時間がかかる。
そして、それが時系列上のどこの何なのかを位置づけにも時間がかかる。

そうなると、自分の知識が薄いものであれば読むのに時間がかかるという事。
新しい知識を付けるのが大変な所以だと学びつつ。

本の内容

という事で、本を読みつつ引っ掛かったところをいくつか。
資料もいろいろあったので、当時のいろんなことの温度感とか、いろんな人の気持ちが見えてきたり。

歴史に「もし」はないが

日ソ独伊vs米英だった可能性(松岡洋右外相)

確かに日本ともドイツとも不可侵条約結んでたから確かに可能性は無いことはなかったのかも。もしこっちの方向で歴史が進んでたら、今の世界は全然違ったものになってただろうなぁ。アメリカも中国も。ミクロの話ではうちの家族も。

対アメリカを見据えたドイツの思惑に乗せられた三国同盟か

日本としてもイケイケだった(と言われている)ので、同じ穴の狢な感じもあるけれども。

山本五十六の現場感

さすがは有名な山本五十六さん。他の本でも色々読んでみたいと思うほどには興味は湧いた。
個人的にはアメリカの強さもソ連の狡さもすべて分かったうえで、そのうえで組織として、組織の一員として全力を尽くす。そういう姿勢で生きられる強さ。

こういうのが良いかしら。オススメあったら教えて欲しい。

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アメリカはずっと強国

アメリカは「アメリカの最大の利益に基づく動きをする」。この姿勢はずっと変わってない。
第一次世界大戦の時の立ち位置もそうだし、第二次世界大戦後の立ち位置も。軍事的なことだけじゃなくて、国際政治的、国際経済的な立ち位置でも。ずっと強者。
今でもビジネス的なものとかでもずっと強者の振る舞い。

戦争にも前兆はある

戦争は集団戦。個人戦ならいきなりは始まることもあるかもしれないけど、集団戦であればそれなりの準備なども必要になる。
よくニュースになってるようなミサイルが1発発射されるだけでも、衛星から軍隊の動きでその準備が行われていることが分かるというし、だから今騒がれているような、自衛隊が使う電気を海外の息のかかった疑いのある事業者の絡みであると、相当にリスクが高いことは明白。・・・だけど、これは本とは違う話なので置いておく。

もう一つ、「前兆はある」で言うと、さっき触れた「山本五十六はある程度のことは分かっていた」とか「松岡洋右外相」の判断もそうだし、「東郷平八郎とその取り巻き(=戦争へのイケイケグループ)」もいろんな立場の人たちがいるのが組織。その組織を戦争の方向に持っていくには、組織内の調整も必要になる。
一人の思い込みと暴走の果て(根拠がない状態で、その場を切り抜ければ、後はなんとでもなる精神)。今も散見されるものがあるなぁと思いつつ。あの政党も、この政党にも。あの塾生にも、そしてもちろん私の中にも。

ひさびさに2時間読書すると、肩こりがひどい。
運動しなきゃだけど、一人じゃなかなかね。

>黙々と読む自習室配信。チラッとのぞいてみてください。一緒に勉強しましょう!
太平洋戦争の歴史<上>を2時間かじってみる:第1回-778【教養】【自習室】

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