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	<title>現代文 | ぐっちの人生道場</title>
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	<description>自分の力で生きていくためのヒント集</description>
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		<title>はじめての小論文をはじめから２</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 May 2024 05:13:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[学歴を得る]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[という事でそんなこんなで書かれている文章なんだけど、 ここからは小論文とかの話にもう少し踏み込んでみようと思います。 （そんなこんなは前回のこちら&#x27a1;https://yamaguchimasashi.com/ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>という事でそんなこんなで書かれている文章なんだけど、<br />
ここからは小論文とかの話にもう少し踏み込んでみようと思います。<br />
（そんなこんなは前回のこちら&#x27a1;<a href="https://yamaguchimasashi.com/nonschool/2024/05/02/essay1/">https://yamaguchimasashi.com/nonschool/2024/05/02/essay1/</a>）</p>
<p>まずは、小論文のことについて知ることと、<br />
そこからそれをどう攻略していけるかについて書いていきます。</p>
<h2>小論文のパターン</h2>
<p>一言に小論文と言っても書かないといけないことはいろいろ。<br />
まぁ、出題者も受験者の能力が分かるようにいろいろ工夫をしているってことでしょう。</p>
<h3>基本の形は2つ</h3>
<p>出題の方法を大きく分けると、次の2つ。</p>
<ol>
<li>テーマだけが与えられているもの</li>
<p>「○○について論じなさい」的なもの。</p>
<li>リード文・課題文などがあるもの</li>
<p>「次の文章を読んで、･･･」的なもの。
</ol>
<p>このリード文・課題文にもバリエーションがあったりして、<br />
課題文が１つの文章ではなくいくつかの文章の場合があったり、<br />
英文だけだったり一部が英部だったり、<br />
図表が混ざってたり。<br />
いろんなパターンがあります。</p>
<p>いろんなパターンがあると「ややこしい」と思ってしまうこともあるし<br />
いろんな文章とかデータとかがあると「めんどくさい」と思ってしまうこともあるでしょう。</p>
<p>そういう感情になると、逃げの姿勢になってしまうし、さらには思考力も下がってきてしまうので、できるだけ「たくさんの情報のヒントが得られる」などポジティブな気持ちを保てるようにしておきましょう（この文章も相当に長いですが。。）。</p>
<h3>書く方向も大きくは2つ</h3>
<p>２つの方向は</p>
<ol>
<li>要約するもの</li>
<li>自分の意見を書くもの</li>
</ol>
<p>という2つ。</p>
<p>この２つを組み合わせて、</p>
<ul>
<li>「要約だけ」</li>
<li>「自分の意見を述べる」</li>
<li>「要約しつつ自分の意見も述べる」</li>
</ul>
<p>の３つのパターンに。</p>
<p>リード文がないものだと、テーマが与えられてるだけなので要約するような文章はないので、「自分の考えを述べなさい」となることが多いでしょうが、<br />
「○○を踏まえて」などの条件が付くと、結局要約のようなことをしないといけないどころか、ヒントになるリード文もないので頭の中の知識を引っ張り出して頑張らないといけないので、それはそれで難しいかもしれません。</p>
<p>ともあれ、小論文で求められるものは、<br />
「世の中とかリードで言われていること」を踏まえて<br />
「自分の考えを書く」という感じですね。</p>
<h2>逆算して考える</h2>
<p>小論文の出題の形が分かったところで、前回の「今日の夜ご飯は鰻が良い」を例に考えていきましょう。</p>
<h3>要約するには</h3>
<p>まずは、リード文として用意されたものがどういう文章なのかをちゃんと知る必要があります。</p>
<h4>「鰻食べたい」の文章構成を振り返る</h4>
<blockquote><p>１．食べたい理由<br />
理由①：美味しい<br />
理由②：栄養価も高い<br />
理由③：最近全然食べてなかった<br />
理由④：今が旬<br />
２．食べたくない人への反論<br />
反論①：高いけど･･･<br />
反論②：好きじゃない人もいる<br />
３．最後に<br />
個人的理由：はまってるアニメでも美味しそうなシーンがあった</p></blockquote>
<h4>要約とは</h4>
<p>今回は、ちゃんと文章を書いていないので、「鰻食べたい」の具体的にどの部分を押してくるのかは分からないので、模範的要約の例を示すことは出来ないですが、<br />
上記の文章構成でも、箇条書きの形ではあるが、120字の要約という感じにはなっていたりします。<br />
（反論の部分は、ちゃんとどの点が反論として成り立っているのかまで書いた方がいいけども。今回は文章がないので割愛）</p>
<p>ここから、各項目の文章がある場合は、筆者が繰り返し言ってることとか、具体的に丁寧に説明しているところとか、読み手として納得度の高かったり引っ掛かったいポイントなどをおさえていけばOKです。指定の文字数になるように、合わせていけば、ある程度要約の形になります。</p>
<h3>自分の意見を表明する</h3>
<p>一方、自分の意見を書けというパターンを見ていきましょう。</p>
<p>「自分の意見」とは言いますが、「賛成」「反対」の2つの方向で考えることが多いです。<br />
（今回で言うなら「自分も鰻が良いっす」か「自分、鰻無理っす」）</p>
<p>賛成か反対か、以外にも、立場はいろいろ考えられます（例えば、鰻か鰻以外かではなく、どちらも食べられる店に行こう、とか）。<br />
ですが今は分かりやすく、賛成・反対の2つで考えてみましょう。</p>
<h4>「自分も鰻が良いっす」</h4>
<p>・筆者の意見で良いと思ったポイントを列挙する（要約みたいなもの）。<br />
・筆者の反対意見への反論でもっといい論があれば追加<br />
・それ以外の私が鰻を推すポイントがあれば追加。<br />
・他にも考えられる反対意見とその反論があれば追加。</p>
<h4>「自分、鰻無理っす」</h4>
<p>・筆者の考えていることを受け止めつつ（要約みたいなもの）<br />
・それを上回る反論を並べる。<br />
・相手の論では納得できない点とか。</p>
<h2>自分の論に厚みを持たせるために</h2>
<h3>いろんなものを読むのも良い</h3>
<p><b>知識があると強い</b></p>
<ul>
<li>・「土用の丑の日は、ほんとは売れない鰻を売るための方便であった」とか知識がとてもあることをアピールすることによって、相手よりもいろんなことを分かった上で話していることをアピールできる。</li>
<li>・「○○大学の教授である△△さんも言ってたのですが」とか、自分の意見では弱いところを「学者」の権威を使って説得するみたいなこともできる。</li>
<li>・「今世の中で新しい食べ方がブームになっていて」とか、「みんな」の流れを使って載せることも出来るかも。</li>
</ul>
<p>などなど、こういった使える知識を集めるために、いろんな本を読んでおくことはとてもいいことです。</p>
<h3>何よりも書き慣れが大事</h3>
<p>結局自分の意見を論文で表明するには、文章が絶対に必要という事になります。<br />
ということは、文章を書くことには慣れておくに越したことはありません。</p>
<p>自分の好きなものに対して記事書いて、それにタイトル、小タイトルとかを付けて文章の構成を考えるのもすごく文章書く力がついていきます。そして、書くと案外その好きなものをもっと探究していけるようになったりもします。<br />
もちろん、日常のことを留めておくような日記とかでもOKです。</p>
<p>いろんな知識を引き合いにして厚みを出していくのもいろんな知識もテクニックも要ります。ので、最初は引き合いに出す知識を少しずつ蓄える（読む）のと、自分なりに得た知識を使いながら書くことを少しずつやっていきましょう。こういうのは慣れが大きいものだったりもするので、最初は結構苦労しますが、自由に書き続けることで良い感じになっていきます。<br />
「やりたくもない課題」ではなく、「自分の好きなことで自由に」がより良い方法ですので、ぜひ、何か自分の好きなテーマでブログなどに書いてみることなどをオススメします。</p>
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		<item>
		<title>はじめての小論文をはじめから１</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/essay1/</link>
					<comments>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/essay1/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 May 2024 12:39:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[学歴を得る]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[論文は、誰かに何かを伝えたいときに書く文章。 それは、博士論文でも、卒業論文でも、小論文でも同じ。 何なら論文だけじゃなくて、文章はどれも「何かを伝えたい」から書くものだったりする。 なので「小論文だから･･･」とかでは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>論文は、誰かに何かを伝えたいときに書く文章。<br />
それは、博士論文でも、卒業論文でも、小論文でも同じ。</p>
<p>何なら論文だけじゃなくて、文章はどれも「何かを伝えたい」から書くものだったりする。<br />
なので「小論文だから･･･」とかではなくて、「伝える」をベースに考えていきたい。</p>
<p>※こちらも併せて読んでみてください。「ゼロからの高卒認定：ことば（2021）」<br />
<a href="https://yamaguchimasashi.com/nonschool/reference/language2021/">https://yamaguchimasashi.com/nonschool/reference/language2021/</a></p>
<p>ということで、今回はこちらのテーマを使って「論文」について考えて行きましょう。</p>
<h2>「今日の夜ご飯はウナギが食べたい」を伝えよう</h2>
<p>このテーマ通りになることがあなたのゴールだとして、<br />
それを言葉でどう伝えれば、相手が納得してそれが実現できるでしょうか。</p>
<h3>その１：理由をしっかり説明する</h3>
<p>たぶん最初に思いつくのは<b>「なぜ今日鰻を食べたいのか」</b>の理由を伝えることです。<br />
いろんな角度で相手に響く角度を探して分かってもらえるといいですが、<br />
論文の場合は、どんな相手が読むのか分からないので、反応をうかがいながらとか人読みは不可能。<br />
なので、一般的に受け入れられそうな角度は忘れずに。</p>
<p>（今回はしっかり論は書いていかず、構造が見えやすいように項目をあげていく感じで進めます）</p>
<h4>①鰻は美味しいよ</h4>
<p>グルメが昔からエンタメとしてずっとあるわけで、<br />
とりあえず、その美味しさに訴えかけるのは一般的な目線としては得策だと思います。</p>
<p>ウナギのおいしさ、、、定番で言えば<br />
焼きたての香ばしさと軟らかさ、とかでしょうか。<br />
そのあたりのシズル感を言葉で上手く伝えられたら、<br />
読み手としては「今日鰻にしない？」になるかもしれません。</p>
<h4>②鰻は栄養満点</h4>
<p>また、食事は栄養を摂取するという目的でも大切なことです。<br />
なので、そっちの方向もいいかもしれません。</p>
<p>単純に「ウナギの栄養価が高い」で納得する人もいるでしょうし、<br />
もう少し具体的に「バテにも効く」「精力アップの効果もある」とか、<br />
もっと具体的に「ビタミンAが豊富で免疫力高まる」とか「ビタミンB群も多くて代謝アップに成長ホルモン分泌まで」と医学的な角度で推すのも良いかもしれません。など</p>
<p>納得できなかったら、具体的に分かってもらえるぐらいの解像度で話すことは大事です。<br />
具体的になると文字数は増えますが、基本的には具体的にいろんな角度で書かれる方が分かりやすくはなります。<br />
（一方では、文字数が増えるので全部読んでくれる人の割合は少なくなってくるでしょうが）</p>
<h4>③久しぶりの鰻をアピール</h4>
<p>ちょっと角度を変えて、鰻食べるのが久しぶりだなーということであれば、そういうのも理由になってくるかもしれません。<br />
これに、最近のご飯の傾向を調べたりして少しデータを入れてみたりすると、信用してくれる人もいるかもしれません。</p>
<h4>④今日ならではの理由を探す</h4>
<p>たまたま偶然。とか、運命的にも。とかに乗っかるのも、響く人には響きますね。</p>
<p>世間一般的には「土用の丑の日」とかも時期が時期なら推せるポイントだし、<br />
天然うなぎの旬は10〜12月で冬は脂がのって美味しいんだとアピールできるかもしれません。</p>
<p>ニュースとかワイドナショーでやってたとか、見てるアニメで美味しそうなシーンがあってとかも、<br />
かなり属人的ですがいいかもしれません。</p>
<p>という事で、様々な角度で「今日鰻を食べたい」理由をあげてみました。<br />
理由をただただ並べていくだけではなかなか納得してくれないこともあります。</p>
<p>「押してダメなら引いてみな」的なやつです。<br />
（長くなってきたので、よりコンパクトを目指します）</p>
<h3>予測できる反論に応える</h3>
<p>理由を並べるのは、いわば、自分の都合を並べ奉る感じですが、<br />
交渉には相手がいる。自分の都合だけでなくて相手のことも考えて論を展開することも効果的です。</p>
<p>という事で、相手が乗り気でないと想定して、「鰻はなぁ･･･」となる理由をあらかじめフォローしていくスタイルです。</p>
<h4>①鰻はお高い</h4>
<p>高いけど、、、<br />
の後にどんな言葉を紡いでいけば相手は納得してくれるだろうか。</p>
<h4>②家族に鰻好きじゃない人もいる</h4>
<p>弟が好きじゃないって言ってるけど、、、<br />
の後にどんな言葉を紡いでいけば相手は納得してくれるだろうか。</p>
<h3>論理も大事だけど日常的な話だと気持ちも大事</h3>
<p>「今日何食べる？」みたな日常的な話なら、論理的に正しいとかではなくて、自分の感情を全押しする方が、相手の感情を動かせる可能性もありますね。<br />
論文に必要かと言われるとそうではないけど、人間らしさも忘れないでいることも大事だと思っているので、一応ちょこっと差し込んでおきますね。</p>
<p>という感じで、「それが良い理由」「それは嫌、に対する反論」という所が主な話の展開という事になるんだけど、その表現方法も、途中で出てきたもの（伝わってなさそうならより具体的な話を展開してみる）の他にも、鰻以外のものを引き合いに出して比較するなどなどいろんな方法があります。</p>
<p>（続きはこちらから&#x27a1;<a href="https://yamaguchimasashi.com/nonschool/2024/05/03/essay2/">https://yamaguchimasashi.com/nonschool/2024/05/03/essay2/</a>）</p>
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			</item>
		<item>
		<title>「ことば」第11回：どこまで知識をつけても、分からない言葉は避けられない</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language11/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 29 Dec 2021 08:28:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[いよいよことばの講義も最終回です。 文章を読んでいると、どれほどたくさんの単語を覚えたとしても分からない言葉に出会うことはあります。なので、ことばの講義の最後にそういう時にどうすればいいのかのヒントを今日つかんでもらえる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>いよいよことばの講義も最終回です。<br />
文章を読んでいると、どれほどたくさんの単語を覚えたとしても分からない言葉に出会うことはあります。なので、ことばの講義の最後にそういう時にどうすればいいのかのヒントを今日つかんでもらえると良いなと思っています。</p>
<h3>文章を読む心構えとして</h3>
<p>何度か書いていますが、一番大事なのは文を読む心の姿勢です。文章に対する気持ちの方向みたいなものです。言い換えてみれば、しっかり興味や関心を持って読み進めているかどうかです。<br />
例えば「ことばとはサクラのようなものです」という文章を読んだときにどういう気持ちになるかということです。「意味わからんしどうでもいい」「読むのめんどくさいな」「読めばいいんでしょ」「まぁそう感じる人もいるのでは」みたいな感じで、文章に後ろ向きで接したり、歩み寄ろうと思わない読み方では文字からより多くの情報を得ることができません。この場合は「どういうこと？」「どういう感性？」みたいな感覚を持ったりや、「なるほど、それで？」とさらに一歩踏み込んで興味を持ったりできる人は、よりたくさんの情報を獲得することができるでしょう。<br />
感覚や興味を持てるかどうかと言う話ですが、脳はすぐクセづくものだったりもするので、まずは意識的に「どういうこと？」「なんで？」「それでそれで？」みたいな疑問文を頭に浮かべながら文字を読んで、徐々に習慣にしていくと少しずつクセづいていくと思います。</p>
<p>ということで、今日はそんな風に文章を見ていけば、文章の先が読む前に予測できたり、分からない単語に出会っても何とか戦える道が見えるかもしれません、というお話です。</p>
<h4>１．文の先を予測する</h4>
<h5>1文で考える</h5>
<p>文頭の単語を見るだけで続きが読めてしまうというか、文法的に決まっているものをまずは見ていきましょう。<b>呼応の副詞</b>といいます。<br />
例えば<b>「まるで」</b>ということばで話し始めようとすると、続きは<b>「～のように」</b>という感じで比喩表現につながっていきます。そして、その後ろに自分が伝えたかったことを続けていきます。「その瞬間彼は、まるで昨日今日生まれたばかりの赤子のように疑いのない笑みを浮かべた」、この場合の「疑いのない」はそこまでの流れ、物語がないと分かりませんが、比喩表現を使ってでも蔦泰何かがあるということは分かります。</p>
<p>他にも、<b>「もし」とくれば「～だったら」「～だとしても」</b>のような仮定の話、もしもの話が続くでしょうし、<b>「たぶん」とくれば「～だろう」</b>と続くことは分かるでしょう。<br />
このような頭と後ろの言葉の関係を「呼応の副詞」と言います。</p>
<p>ただ、ことばは時代を経てどんどん変わっていくものです。なので、この呼応の副詞も昔決められた使われ方と違う使われ方をしているものもあります。</p>
<p>代表的なものは、<b>「全然」｛～ない」</b>というものです。文法的には「全然」とくれば「～ない」と打ち消しが来ることになっているのですが、今では「全然」「大丈夫」や「全然」「いける」など、肯定表現で呼応している場合もよく見かけます。（「全く」とくれば「～ない」じゃないと違和感があるなら、文法的な感覚は残っているかもしれませんね）<br />
他にも「絶対」「～だ」など断定や宣言をするための「絶対」という強い言葉が来ているにもかかわらず、「絶対」「大丈夫だと思う」のように、100%断言するように見せて、文末であくまで自分の考えとしての推測みたいな立ち位置がはっきりしない、逃げ道を残すような文章も今っぽいですね。<br />
「まさか」も「～しないだろう」などと打ち消しの推量を導く言葉ですが、「まさか」「昨日やっちゃった？」みたいな使い方も良くしますね。こちらは、「まさか」（してないと思おうけど）「やっちゃった？」のように省略されている部分がある形ですね。</p>
<p>他にも呼応の副詞はいろいろあります。<br />
「おそらく」とか「決して」、「よもや」などときた場合、あとにどんな言葉が続くでしょうが。自然と身についているものもあると思いますし、ほとんど同じ使われ方をする言葉もありますので、少しずつ積み上げていってもらえるといいですね。<br />
・「少しも」「 ～ない」：打消し<br />
・「よもや」「 ～まい、～ないだろう」：打消し推量<br />
・「たとえ、仮に、もし」「～なら、～たら、～ても」：仮定<br />
・「決して」「～してはならない」：禁止<br />
・「ぜひ、どうか」「～してください」：願望</p>
<h5>文脈で展開を予想する</h5>
<p>1文で先を予測できることはなかなかないですが、文脈やシチュエーションなどが整えば、先が読めることがあります。そしてそれは、鍛えることで精度が上がっていくものでもあります。</p>
<p>例えばあなたが「付き合ってください」と言った告白のシーンをイメージしてください。そしてしばらくの沈黙ののち、相手が「あなたはとてもいい人だと思う」ということばからお返事をし始めたとしたらどうでしょう。</p>
<p>今はこの情報しかなくそこに至るまでの物語が全く見えないのではっきり決まるわけじゃないですが、個人的には「多分断られるんだろうな」と思います。「これは多分相手を傷つけないためのやさしさのワンクッションだ」と思ってしまいます。ただこれだけの情報しかないので、これまでの個人的な経験とか自信のなさとかからの結論でしかないですが。これにいろんな情報が足されていくと。もっと先を読む精度が上がっていくことでしょう。<br />
この個人的な経験というのはもちろん実体験だけではなく、本などを読んでいたり、ドラマやトーク番組、漫才やコントなどのお笑いを見たりする中で少しずつ蓄えられてきたものです。それらの積み重ねによって「この流れならこういう内容が続いていくんだろうな」と予測できることはたくさんあります。<br />
またそこまでにより多くの情報を獲得できるほどのに読解力が上がれば、その精度もどんどん上がってくるので、文章を読むスピードも正確性も向上できます。このあたりの続きの話は「国語」の講義でできればと思います。<br />
今できることは、日常のいろいろなものに「この流れは次こういう話になるのでは」とか「そうなら次の言葉は〇〇で始まるんじゃないか」とか予測しながら文章を読んだり、トーク番組を見たり、人と話したりしてみてください。</p>
<h4>２．意味の分からないことばを予測する</h4>
<p>ここからいくつか意味が分からないかもしれない言葉を含む文章を挙げてみます。<br />
1文で受け取れる情報をできるだけ探ってみてください。</p>
<h5>イッチはまたしても大きなチャンスを逃してしまった</h5>
<p>この文章から分かることは何だろうか。一つはイッチというのは主語で「逃した」という動詞につながっているから、たぶん生き物ではあるんだろうなということ、もう一つは「またしても」から以前にも大きなチャンスを逃していたんだろうということなので、このイッチはチャンスには恵まれるがものにできない、失敗しがちだということ。この2点ぐらいしか読み取れないですね。</p>
<p>※イッチ：ネットの２ちゃんねる（現５ちゃんねる）用語。スレッドと呼ばれる掲示板を自分が語りたいテーマで立てた人。自分で掲示板を立てて1言目のコメントを自分で打つため、1番からイッチと言われる。</p>
<h5>1980年代、産業構造が重厚長大型から軽薄短小型へとシフトするなかで、「お母さん」と「ママ」の構図にも変化がもたらされた</h5>
<p>産業構造は文字通り、産業の構造ということで、社会の産業（農業、林業、水産業、工業、サービス業など）がどのような割合で構成されているかということです。<br />
この続きに「重厚長大」とか「軽薄短小」とか書いてます。よく分からない単語が連続して出てくるとそれだけで気持ちが重たくなって読むのをやめてしまいそうになりますが、分かってしまえばこちらも文字通りで難しい話ではありません。これは工業（ものづくり）をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。「重厚長大」は「重くて厚くて長くて大きいもの」、「軽薄短小」は「軽くて薄くて短くて小さいもの」ということで、鉄をたくさん使うような大きいものから、パソコンやスマホのような小さいものを作るようになっていったということです。<br />
この流れは今でも続いていて、「大は小を兼ねる」とか「大きいことは良いことだ」みたいな価値観から、さらに一家に一台とか一人一台ということすらも通り越して、「ミニマリスト」とか「所有からシェアへ」みたいな価値観になっていっていますが、こういう流れの延長線上にありそうですね。</p>
<h5>ここでは、ヒジャブやブルカ、ニカブなどをまとめてヴェールと呼ぶこととします</h5>
<p>「ヒジャブ」が何かわからない。「ブルカ」とか「ニカブ」とかも分からない。分からないものが続きますが、よく見てみると並列で書かれています。以前どこかで取り上げたように「きたあかり」も「インカの目覚め」も「男爵」も「メークイン」もじゃがいもだったように、このヒジャブやブルカやニカブも同じようなものであることは分かります。<br />
また、それらを合わせて「ヴェール」と呼ぶとのことなので、さっきの「インカのめざめ」「きたあかり」「男爵」「メークイン」－「じゃがいも」みたいな抽象－具体の関係っぽいですね。そしてこのヴェールというものが、結婚式のときに新婦の顔を覆ってる布のことをヴェールと呼んだり、よくわからないものを「ヴェールに包まれる」みたいな表現をすることだったりが思い浮かぶと、ヒジャブもブルカもニカブも何かを隠すものなんじゃないかと言うところまで予測できるかもしれません。</p>
<h5>修理固成は天の神様達が伊邪那岐命と伊邪那美命に対し、海月のように漂っている状態だった国土を整え固めなさいとお命じになったという、古事記の冒頭に描かれている伝承の言葉です</h5>
<p>とても難しそうな文章です。分からなそうな言葉がたくさんです。<br />
今回は「海月」について考えたいのですが、それ以外の難しそうな言葉の処理を考えましょう。<br />
まず「修理固成は」「伝承の言葉です」というのが文章の中心なので、この修理固成は言葉、たぶん四字熟語だということがわかります。「修理して固めて成る」ぐらいで置いておきましょう。続いて「伊邪那岐命と伊邪那美命」は人物（ほんとうは神様）かな」そして「古事記」は冒頭に描かれると書いているので書籍の類でしょう。<br />
ということで「海月」が何かを考えてみましょう。「海月のように漂っている状態」と書いているので、海月はゆらゆらかふわふわか漂っているようなものだということが分かります。そして、海か月に関するもの。ここまでこれば何かをイメージできる人もいるんじゃないかと思います。</p>
<p>※海月：くらげ</p>
<h5>ショタという言葉は、『太陽の使者 鉄人28号』の主人公・金田正太郎(11歳)に由来しています</h5>
<p>前後の文脈が無いので、結局「ショタ」が何を意味するのかは読み取れないですが、読めるところまで頑張ってみましょう。とはいっても、金田正太郎くんと何か関係があるようなことなんだろう、ということくらいしかわかりません。ただこの文章、わざわざ「（11歳）」と書かれています。となるとこの年齢もキーポイントになるかもしれないということは読み取れますが、残念ながらここまでです。<br />
この文章に続きがあって、再び「ショタ」という言葉が使われたり、文脈からのヒントが増えたりすると、もう少し意味内容が見えてきそうですが一文ではここまでです。<br />
このように、現代文ではよく分からない言葉で重要なキーワードっぽいものを、はっきりわからないまま雰囲気で読み進めるということはよくあります。読みながらその雰囲気を絞ってみたり確定させてみたりするスタンスは結構重要になってきます。前後の文章をヒントにしながら読み進めていくようなことは「国語」の講義でやっていきたいと思います。</p>
<p>ここまで全11回。とても難しい話も多かったですが、また読み返してみてもらったり、ライブ配信で質問チャット投げてもらったりしながらことばに対しての理解を深めていっていただけると、どんどん知識や知恵が身についてきますので、その一つ一つの成長を楽しみながら今後も進めていければと思います！</p>
<p>それでは！</p>
<p>（サムネにはfirefly（adobe）を使用しています）</p>
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		<title>「ことば」第10回：数字を含んだ文章</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Dec 2021 06:25:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[これまで見てきたように文字でいろいろなことを伝えるというのもかなり難しいことだと分かります。ちょっとした表現で伝わるものが違ったり、同じ言葉でも文脈で意味が違ったり、難しい言い回しや漢字があったりと、その難しさも多岐にわ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>これまで見てきたように文字でいろいろなことを伝えるというのもかなり難しいことだと分かります。ちょっとした表現で伝わるものが違ったり、同じ言葉でも文脈で意味が違ったり、難しい言い回しや漢字があったりと、その難しさも多岐にわたります。<br />
そして今回は、さらに少し違う方向の難しさを考えてみたいと思います。</p>
<p>一番初めに扱った絵のように目に見えるものであっても、いろんな表現の仕方があるので伝えるのはとても難しいことですが、目に見えないものを文字にするのはもっと難しいことは簡単に想像できるかと思います。また、今回扱う数字を含んだ文章は、数字＝苦手という意識もあいまってより難しさを発揮してしまう人も多いですね。</p>
<p>数学でも文章から数式を作って問題を解くようなものありますという話になると、「わたし受験で数学使わないからいいの」と答える人もいます。でも、「感覚」よりも「データ」で語るほうが価値の高い世の中になってきていますので、数学は嫌いでも、数字を扱える思考は頑張って身に着けておく方が良いでしょう。「感覚」より「データ」というのは、例えば「結構いい点数だった」というより「80点だった」という方がよりはっきりするように、数字は力の強い文字で、論理的に話すときに分かりやすさをかなり足してくれるものなので慣れておいた方が良いものです。むしろ「嫌い」「必要ない」と避けていくとその先が大変になるかもしれません。</p>
<p>また少し話がそれますが数学的な話と同じく、パソコンとか電子機器についてもプログラムを組めるまでの必要性は職種に寄りますが、最低限として配線関係とか、プログラムとはどういうものでパソコンやAI・人工知能ってどんな仕組みで何ができるのかは知っておくに越したことはないと思います。</p>
<p>ということで、数字やプログラミングの概念など、見えないものの重要性が上がっていますので、数字を扱う文を少しずつ考えていきたいと思います。今回は日常的に使いそうな数字の部分だけしか触れられないですが、苦手意識を横に置いて進めていきましょう。<br />
まずはイメージしやすい文章から考えていこうと思います。</p>
<h4>（１）価格に関すること</h4>
<h5>近所のスーパーの500円のお弁当は、19時を過ぎたら20％引きのシールの上に40％のシールが貼られます</h5>
<p>結局何％引きでいくらで買えるのでしょうか。これは具体的なシーンは思い浮かびやすいですが、数字の部分のイメージはどうでしょうか。<br />
全体（500円）を100％として、その10%は50円だから20%引きなので100円引き、残りの80％が代金なので400円（もしくは500円ー100円：100％ー20％）。それが40%（200円）引きになったので、100％のうちの40%引きで60％で300円ということになります。<br />
（20%引き：■■■■■■■■□□）→（40％引き：■■■■■■□□□□）□1つが10%で50円というイメージです。</p>
<h5>昨日服を買いに行くとちょうど30％引きの服がさらに20％オフというアナウンスがされていました</h5>
<p>こちらはぐっとややこしくなりますが理解やイメージはできますでしょうか。「30％引きから20％オフで50％！半額だ！」となった人もいるのではないでしょうか。これは数字がよく分からない人に何となく半額でお得！とか割引に割引が重ねられてお得！と思わせて購買意欲を盛り上げる意図もあるでしょう。でもこれ、半額にはならないんです。（とはいってもお得に違いないですが、「ちりも積もれば」と言いますから）<br />
ちょっとややこしいですが、同じようにイメージで見ていきましょう。<br />
まずは30％引きなので、全体が100として30％引きで70。（■■■■■■■□□□）<br />
そして、残りの70を全体として、その10％は7だから20％引き14引く。70から14引くので、56ということになるので、50％引きではなく44％引きだったということになります。<br />
もちろん、44％でも50％でもお得に変わりないので詳しく分からなくても大丈夫ともいえるでしょうが、一つ一ついろんな考え方や感覚を理解し、使えるようになっていってもらう方が未来は明るくなります。</p>
<h4>（２）点数に関すること</h4>
<h5>今回のテストは、前回から23点もアップして初めて80点台を取ることができました</h5>
<p>これは単純に点数が伸びた（もしくは落ちた）という話だけなので分かりやすいですね。このイメージは、前の点数（□□□□□□）に今回上がった点数を足して80点台（□□□□□□■■）になったという感じですね。これぐらい単純なものはわざわざイメージ化させなくても、文章や数字のまま理解ができる感じかもしれませんね。<br />
このあまりよく分からないものを単純なイメージで捉える方法は、非常によく使えるものです。逆にこれを使いこなさないと、なんとなく分かった風な感じで誰かが意図した方向に流されていくことになります。この分からないものを①単純化してイメージをつかむ→②イメージをつかみながら手順を理解して使えるようになる→③慣れてきたらイメージ化せず文章や数字のまま扱えるようになるところまで頭を、思考を磨いていってください。何においても、自分で理解可能かどうかが大事です。</p>
<h5>8月に70点で偏差値52だったが、勉強を頑張ったので12月には70点で偏差値57まで成績が上がった</h5>
<p>さて、急に難しいのが出てきました。「偏差値」。偏差値は文字通り「偏っている差の値」で、平均点を偏差値50として、そこから上や下にどれだけ外れているのかを数字で表すものです。だから、基準となる平均点の上下によってで同じ点数（例文では同じ70点）であっても外れ具合が変わるので、得点は変わってないのに平均点や偏差値は上がったり下がったりします。<br />
偏差値のきっちりとした求め方は数学Ⅰで習う部分ですが、計算がややこしく、正確なイメージを持っている人は世の中でも少数派だと思います。この先、どうにもややこしくて自分の感覚でつかめないものもたくさん出てくると思います。その場合には、「分からないからできない」ではなくて、分かる部分だけつかむことはとても大事です。この場合「偏差値50は平均点で、偏差値40はどれぐらいの位置で、30だとどんな感じで、60は、70は」と目印となる部分をなんとなく認識しておく、ぐらいで進んでみてはどうでしょうか。</p>
<h4>（３）速さに関すること</h4>
<h5>100mを10秒で走れるということは、1㎞を1分40秒で走れることを意味しません</h5>
<p>100mが10秒なら、1kmは1000mだから100秒で走れ･･･無いことは分かりますよね。まぁ、100mを10秒でも走ることもほとんどの人はできないんですけどね。ただ、短距離と長距離はこんな感じの単純に掛け算できるようなものではないのはわかるかと思います。</p>
<h5>時速40kmで90分走ったあと、時速70㎞で120分走ると目的地につきました</h5>
<p>こういう文章を見ると、小学算数で暗記したことが頭に浮かぶ人もいるかもしれません。「みはじ」「きはじ」「はじき」というものです。「みはじ」は「みちのり・はやさ・じかん」、「きはじ」は「きょり、はやさ、じかん」、「はじき」は「はやさ、じかん、きょり」で、計算しやすいように配置を暗記するというものです。（分からなかったら、分からないままでいいです。暗記する価値も低いですし、答えを出すのに暗記で対応するは確かに手っ取り早いですが、暗記でできるのはそこまでなので）。<br />
先ほども説明したように、ある程度は感覚として理解して、どうしても理解できないときの最終手段としての暗記なら仕方なしの手としては有りですが、暗記に頼らないほうが当然頭は育ちます。今回の場合は「みはじ」などの言葉の暗記をし、どの文字がどの配置かの場所の暗記をさせて、ようやく公式的に使えるようなものになりますが、それなら前に動画で扱いましたが「単位も計算できる」ということだけ覚えておく方がよほど役に立つと思います（この話は長くなるので以前撮った動画を見てみてください）。</p>
<h4>（４）その他いろいろ</h4>
<h5>明日、奈良市では6時から19時まで降水確率が80%だそうです</h5>
<p>すごくよく聞くような話ですが、この文章はどういうイメージを持っているでしょうか。よく考えるとこの80％の意味は分かりそうで分からなくなります。例えば、①奈良市の80％の地域では雨が降るという風にも捉えられますし、②奈良市のどこかで雨が降る確率が80％という風にも捉えられます。<br />
よくよく考えると難しくなっていきますね。こういう細かいところも「どういうことなんだろう？」と一歩踏み込んで考え続けていく姿勢はとても大事です。</p>
<h5>景気が低迷し昨年は失業率が7％でしたが、今年は大恐慌の影響でさらに20%の人が失業した</h5>
<p>これも解釈はいろんな形でできそうです。<br />
解釈①：昨年の全体を100として7％で7。今年は今年の全体を100として20が失業者。<br />
解釈②：昨年の全体を100として7％で7。今年は失業率が7%+20%で27%で27が失業者。<br />
この％について、年をまたぐと基準となる数字が変わってしまう（昨年の全体の人数と今年の全体の人数がそもそも違う）ので、去年の％と今年の％を比べるときなどは「ポイント」という表現をします。「景気が低迷し昨年は失業率が7％でしたが、今年は大恐慌の影響で失業率はさらに20ポイント増加した」という感じでです。</p>
<h5>10から3を5倍してひきました</h5>
<p>こちらはシンプルだけど、シンプルだからこそ数字に慣れていないと迷ってしまう文章かもしれません。<br />
数学でも文章題として出題されますが。数学＝苦手、文章題＝もっと苦手という人も結構いらっしゃいますが、それはとてももったいないことです。文章題を読んで、文字から大体言いたいことがイメージできるなら、数学の問題では出てくる数字は全部使わないと答えにならないことが非常に多いので、それがヒントになります。<br />
なので、①数学の問題文は必要なものしかない（出てくる数値は全部使う）ので、その数字を使って②意味を考えながら式に直す練習をしてみてください。また、さっきも出てきた③単位は計算できる、という事が分かれば、問題文に出てくる数字には単位がくっついてくるので、それをヒントに数式を組むことができるかもしれません（特に高認では物理基礎とか化学基礎みたいなところではとても有効です）。</p>
<p>数学が苦手な人も多いと思いますが、まずは買い物など身近な数字に触れながら頭の中で計算の練習を続けてみてください。アンテナ張っておけば一発では分からなくても、何回も触れることによって「あぁそういうことか」となる日も近いと思います。苦手だと思うものだからこそ、日常のちょこちょこしたところで数字に挑んでいってもらえると良いと思います！こっちから向かっていく気持ちで事態が好転することもよくあることなので、頑張ってみてください！</p>
<p>（サムネにはfirefly（adobe）を使用しています）</p>
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		<title>「ことば」第9回：著者の感情をくみ取るために－比喩表現などなど</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language9/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Dec 2021 07:08:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[今回は、著者が気持ちを込めて伝えたいことは、みんなと感覚を共有できそうな、分かりそうな言葉を使います。その表現が広まって固定化されると慣用句になっていくんだろうけど、まだそこまで一般的ではない、そんな表現を見ていこうと思 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回は、著者が気持ちを込めて伝えたいことは、みんなと感覚を共有できそうな、分かりそうな言葉を使います。その表現が広まって固定化されると慣用句になっていくんだろうけど、まだそこまで一般的ではない、そんな表現を見ていこうと思います。</p>
<p>そういう表現を「比喩表現」としていくつか紹介していきますが、慣用句ほど定着していない反面、<b>筆者の感覚や感情をその言葉選びからも読み取ることができます</b>。書き手の感情がダイレクトに表現されているものなので、その心を読み取れるようになれば読み間違いはかなり減っていくでしょう。<br />
ただ一つ注意点があります。あなた自身が比喩表現を使うときに、その言葉が個人的経験にだけ基づく場合（一般的に共有されていない場合）は、相手と感覚や感情の共有ができないので、「･･･ん？」と微妙な空気が流れることになるでしょう。ですので、比喩表現の使い手にはちゃんと伝えたいもののニュアンスとみんなが持っているイメージが合っている言葉選びのセンスが求められますし、他方、読み手にもちゃんとその言葉のイメージを持っているかどうかの教養が求められます。<br />
（マニアな仲間内であればより伝わる・ウケる言葉選びもあるでしょうが、それは特定の場だけだからこそウケる表現なので、誰を相手に伝えたいのかと受け取り手を意識するようにしましょう。）</p>
<p>例えば、<b>「いつも一緒にいてむちゃくちゃ気を許しあう関係の友人同士」のことを、「気の置けない関係だよねー」と表現するのが慣用句、「パピコぐらい一緒にいるよねー」が比喩表現</b>という感じです。このパピコを「ニコイチのアイス」＝ペアという意味で使っていますが、人によっては「アイス」なので冷たい関係とか読み取る可能性もあるかもしれません。このように慣用句は意味が決まっているから楽で、比喩表現は書き手と読み手のセンスが少し必要な表現方法になります。<br />
ということで、いろいろな比喩表現を見ていきましょう。</p>
<h3>比喩表現のいろいろ</h3>
<h4>１：形容詞を例える</h4>
<h5>「かわいさ」のたとえ</h5>
<p><b>・お人形さんのような顔　　・玉のような子</b><br />
→　このあたりは昔から使われる比喩表現ですね。「玉のような」はもはや慣用句ですね。<br />
<b>・通り過ぎる人たちが振り返って見ているぐらい</b><br />
→　ちょっと長ったらしいですが、こういうのも比喩表現です。<br />
<b>・白百合のような、野薔薇のような、向日葵のような</b><br />
→　かわいさを（花）で例えていますが、それぞれのかわいさのイメージは違いますよね。そのあたりの機微を使えられるのが比喩表現の良いところです。<br />
<b>・（動物）みたいでかわいい</b><br />
→　花と同じく、動物もいろんなかわいさがあるので、いろんな動物に例えられることもあるでしょう。ぜひ、身近な人を動物に例えてみてください。<br />
<b>・ぐうかわ</b><br />
→　ちょっと今っぽい表現も取り入れてみました。こちらは「ぐうの音もでないくらいかわいい」ということですね。「ぐうの音も出ない」が「全く反論できない：ぐぅぅとうなるしかない」という意味なので、「反論できないぐらいのかわいさ」という意味ですね。</p>
<h5>「やさしさ」のたとえ</h5>
<p><b>・心の広い人　・器の大きな人　・懐の深い人</b><br />
→　このあたりの言葉はよく使われますし、言葉のイメージもほぼ同じですね。<br />
<b>・バファリン</b><br />
→　「バファリンの半分はやさしさでできている」というテレビCMの影響で、バファリン自体がやさしさの象徴みたいになっていました。<br />
<b>・月の光のような</b><br />
→　太陽の光に比べると、月の光は確かに弱いのでやさしいともいえるかもしれませんね。闇を照らす光でもあるので、そのあたりに意味を込めているかもしれないですね。<br />
<b>・怖いくらい</b><br />
→　「怖いくらいやさしい」という表現も使われますね。やさしさはポジティブな感情を想起させますが、反対に怖いと表現しているので、何か違和感があるということです。それぐらい異常にやさしいということを示している表現ですね。</p>
<p>このように、比喩表現とは話し手の感覚によるものが大きく、それをしっかり読み解かないといけないものです。今挙げた「かわいさ」とか「やさしさ」は言葉の種類としても結構近いので、<br />
<b>天使のような人</b>、　<b>マジ天使</b><br />
みたいな表現だと「かわいい」も「やさしい」もどっちの意味でも使えそうです。こういう場合は前後の文脈でどの意味で使っているのかをつかんでくださいね。</p>
<p>この身の回りの物とかで例えられるようになると、フットボールアワーの後藤さんが得意ないわゆる「たとえツッコミ」ができるようにあるかもしれないですね。</p>
<h4>２：例えの持つ力</h4>
<p>伝えたいことが伝わるならどんな表現でもOK、というのが比喩表現だという話をしました。比喩表現は読み手にいろんなイメージをもたらすことで、納得感を増していきます。そして、世の中では気づかないうちにその表現の意図する方向に持っていかれたりするものも多いので要注意です。<br />
この章ではそんな内容を見ていきましょう。</p>
<h5>「あなたは希望の光です」</h5>
<p>もしあなたがこのようなセリフを掛けられたらどう思うでしょうか。まんざらでもないと思って張り切ってしまったりする人もいるんじゃないでしょうか。<br />
この表現は、助けて欲しい時の表現ですが、<b>①あなたを頼りにしていること、②絶望の時間が長かったこと、③ほかに頼れるものがないこと</b>をまとめて表現しています。いや、もうすでに、ようやく表れたあなたにすがっている感じもする表現です。<br />
ただの助けじゃなくて、<b>救世主</b>が現れ、さらにそれを<b>光</b>と表現することで<b>神格化</b>したような、かなり持ち上げる表現ですね。</p>
<p>この言葉に気をよくして、「じゃあ俺に任せておけー！」とか「ほっとけない」っていう気持ちが盛り上がったりそうな表現です。うまく乗せられて後悔しないように注意してくださいね。</p>
<h5>「自然が悲鳴をあげている」</h5>
<p>環境破壊に反対する場面でよく見る表現です。「自然を壊さないで」という訴えを効果的にするために自然を擬人化させているうまい表現です。このように擬人化して「木を切られる」＝「腕がもがれる」とか「心がえぐられる」とか人間自身が理解可能なイメージに引き寄せることによって、一層の共感を誘うというか、そちらに誘導することばですね。<br />
私も自然は好きだし、なんならできるだけ自然に生きて自然に死にたい人なのですが、いろんな活動を見ていると言葉も行動も正義が過ぎるがゆえにやりすぎているものもよく見かけます。自然は大事だと思うのですが、過剰すぎる表現にはちょっと･･･ってなってしまいます。</p>
<p>ともあれ、こういう感じで、ことばによって人は良くも悪くも動かされます。なので、このような人をコントロールするような表現はいろんなところで使われています。商品を売るためのCMもそうだし、政治家たちの発言もそうだし、いろんな活動家のPRだってそうですので、日常生活のいろいろな場面から探してみてください。</p>
<h4>３：励ますときの例え</h4>
<h5>「止まない雨はない」「明けない夜はない」</h5>
<p>「今はつらいけど次はきっといいことがある」という励ましのことば。この言葉に希望を見出す人もいれば、「そうは言っても今がつらいんだ」となる人もいるでしょう。今日は各人のお悩みにより添える場ではないので、この2つの表現について考えていきます。<br />
この2つの表現が使い分けられているところはほとんど見ないですが、やっぱり少し違うイメージを読み取ることができます。「止まない」と「明けない」はそれぞれ「雨」と「夜」に引っ張られているものなので、この「雨」と「夜」、この辛さ自体の表現の違いがあります。<br />
雨：涙をイメージさせるのと、浴びる＝自分に向かってくるイメージ。動的なイメージ<br />
夜：暗く何も見えない状態。何も考えられない感情も死んでいるぐらい。静的なイメージ<br />
あえて言葉にするとそんな感じになるでしょうか。この言葉の機微を感じられますか。このイメージを使い分けられると、一層正確な感情が相手に伝えられるように表現できるようになりそうですね。</p>
<h4>４：気持ちを伝える例え</h4>
<h5>「月がきれいですね」</h5>
<p>こちらはとても有名な一節です。<br />
夏目漱石が「I love you.」の訳語を問われた時に、日本には「愛している」という表現を使う文化がなかったので、「月がきれいですね」ぐらいで訳しておけばいいみたいな話をしたという話が残っています。<br />
これはなかなか味がある表現ですね。お互いが<b>「月がきれいですね　＝　このきれいな景色を共有している時間や状況、相手を大事に思っている心　＝　I love you.」</b>だと認識していれば、いろんな情景が浮かんでロマンチックな感じにもなるかもしれません。しかし、話し手だけがこの意味を知っていて、相手が知らなければ「は？」となって気持ちは届かないかもしれません。</p>
<p>比喩表現とはこんな感じで、自由に自分の感性で、相手に受け取ってもらえる範囲を探りながら使っていける表現でとても面白いものです。挑戦的な表現もとても楽しいものですが、初めはお互いに意味がつかめなくて「え？」「え？」「･･･」（気まずい）みたいな事になるかもしれませんが、それはそれでOKとして、言葉選びを磨いていってもらえると良いなと思います。</p>
<p>（サムネにはfirefly（adobe）を使用しています）</p>
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			</item>
		<item>
		<title>「ことば」第8回：決まった言い回しを考える－慣用句などなど</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language8/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Dec 2021 11:51:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[今回は熟語のところでしていた「漢字1文字ずつの意味が分かれば熟語の意味が読める」という話とは逆で、使われている漢字の意味だけではその言葉の意味が見えてこないような表現について考えていきます。国語の授業では慣用句やことわざ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回は熟語のところでしていた「漢字1文字ずつの意味が分かれば熟語の意味が読める」という話とは逆で、使われている漢字の意味だけではその言葉の意味が見えてこないような表現について考えていきます。国語の授業では<b>慣用句やことわざ、故事成語</b>などといわれる部分です。</p>
<h3>［１］慣用句、ことわざ、故事成語など</h3>
<p>先ほども言ったように、慣用句などはそのことばの1文字ずつの意味が分かっても、その句としての意味にたどり着けない場合も多いです。なので「分からんのかい」「なんでやねん」と言いたくなるところですが、その代わりにいいこともあります。それは、ことわざや故事成語は特にそうですが、なんらかのエピソードやイメージからことばができているので、一度覚えてしまうと<b>思い出しやすい＝暗記しやすい</b>というところです。<br />
これからいくつかことばを挙げますので、その「ことば」から「意味」や「なりたち」を考えながら読んでみてください。自分で考えれば考えるほど、暗記の定着が進みます。</p>
<blockquote>[ことばの説明、の説明]（Aの部分が今回のことば）<br />
<b>A「ことば」　　　　　→　A-1「意味」<br />
↓<br />
B「元のできごと、イメージなど」<br />
C「同じような意味のことば」　　D「比べたいことば」</b></p></blockquote>
<h4>身体の一部を使った表現</h4>
<p>令和3年2回目も「腕がなる」が出ましたし、慣用句としても使われることが多いので、第8回では「身体を使ったことば」をメインに取り上げていきます。身体以外の慣用句だと、動物や数字なんかも多いので「動物　慣用句　一覧」とかで調べてざっと見てみると良いと思います。</p>
<h5>（１）「手玉に取る」</h5>
<p>A-1　<b>思い通りに翻弄する。</b><br />
B　　お手玉、ジャグリングが上手い大道芸は自由自在にお手玉を操る。<br />
C　　丸め込む、掌で転がす<br />
D　　掌の玉：大切なもの</p>
<h5>（２）「面の皮が厚い」</h5>
<p>A-1　<b>厚かましい。図々しい。</b><br />
B　　周りがどうあれ自分の思い通りのことを進める人は、周りが嫌がった反応をしても本人の表情は少しも変わらない。感情が読み取れない。<br />
→　表情に出ないほどに顔の皮が分厚い。マスクしているイメージ。<br />
C　　厚顔無恥<br />
D　　面の皮をはぐ：正体を暴いて、恥をかかせる</p>
<h5>（３）「目に余る」</h5>
<p>A-1　<b>①見過ごす事ができない　②ぱっと見渡すことができないぐらいたくさんの</b><br />
B　　視界に入りきらないぐらいいろんなものが広がってしまっている<br />
→　単純に数が多い／心理的に嫌なことが広がってしまっている<br />
C　　①破廉恥な　無茶苦茶な</p>
<p>このBのイメージは合ってる間違っているは関係なく、<b>「慣用句」→「自分なりのイメージ」→「意味」</b>を作ると忘れにくいので、そのためにイメージを広げてください。</p>
<p>慣用句は本当に膨大な量がありますので、とてもではないですが全部は取り上げられないです。高認で出そうだなと思うものを浮かべると、「頭が上がらない」「鼻がきく」「耳が早い」「足が早い」「気の置けない」「胸がすく」などなどたくさん出てきます。<br />
せっかくなので、動物のものも１つ取り上げておきましょう。</p>
<h4>動物を使った慣用句</h4>
<h5>（４）「鶴の一声」</h5>
<p>A-1　<b>なかなか決まらないことが、力のある人の一言で決まる</b><br />
B　　鶴は首が長く発声器官が発達しており声は大きく力強くよく響き、遠くまで届く</p>
<p>このように？共通のイメージを得やすい「身体」や「動物」を使った表現は、分かりやすい＝慣用句になりやすいのは必然ですね。</p>
<h3>終わりに</h3>
<p>また、仏教や中国の古い出来事からのできた言葉（故事成語）ももともとの話や自分なりのお話に結び付けてイメージできれば、暗記ははかどります。気になったら調べてみてください！<br />
<b>「矛盾」</b>最強の矛と最強の盾の話　　<b>「蛇足」</b>早い絵描きが余計なことを<br />
<b>「羊頭狗肉」</b>このお店何のお店？　　<b>「疑心暗鬼」</b>疑いだしたら･･･。</p>
<p>ことばは正しるだけじゃなくて、使ってみようとする気持ちは大事です。ぜひ日常で使ってみて「あいつ言葉知ってるな。かしこか」と思われるように頑張ってみてくださいね！</p>
<p>最後に、せっかく書いたのでメモ代わりに。知っている単語はどれぐらいあるでしょうか。<br />
答えとかは無いですが、確認用にどうぞ。</p>
<p><b>【その他、出そうな慣用句】</b>（メモ）<br />
・頭打ち　　・頭が上がらない　　／　　・後ろ髪を引かれる　　・間髪を容れず<br />
・顔が立つ　　／　　・眉に唾をつける　　／　　・鼻息が荒い　　・鼻がきく<br />
・いい目が出る　　・一目置く　　・鬼の目にも涙　　／　　・肩で風を切る<br />
・眼を付ける　　・眼中に無い　　／　　・耳が痛い　　・耳が早い　　・耳に入れる<br />
・開いた口が塞がらない　　・口裏を合わせる　　・口がうまい　　・口がうるさい　　・口が多い<br />
・舌が肥える　　・舌が回る＝口が回る　　・舌鼓を打つ<br />
・歯に衣着せぬ　　・歯を食いしばる<br />
・手がかかる　　／　　・腕に覚えがある　　／　　・指をくわえる<br />
・爪に火をともす＝爪の長い　　／　　・胸がすく　　／　　・心臓に毛が生えている<br />
・腸が煮えくり返る　　・断腸の思い　　／・肝が据わる　　・肝が小さい　　・肝に銘じる<br />
・腹が黒い　　・腹を決める　　・背に腹は替えられない　　・自腹を切る<br />
・背筋が寒くなる　　・眼光紙背に徹す　　・背負って立つ<br />
・腰が重い　　・腰が砕ける　　・腰が据わる　　・腰が強い　　・腰が抜ける　　・本腰を入れる<br />
・足が重い　　・足が付く　　・足が出る　　・足が遠のく　　・足が早い<br />
・股に掛ける　　／　・膝が笑う　　・膝を打つ　　・膝を折る（負けを認めて従う）<br />
・体に障る　　・体を壊す　　・体を張る<br />
・骨が折れる　　・骨抜きにされる　　・骨身に沁みる<br />
・筋がいい　　・筋書き通り　　・筋が立つ（言動一致）　　・青筋が立つ（怒っている）<br />
・羊頭狗肉　　・肉を切らせて骨を切る<br />
・面の皮が厚い　→面の皮を剥ぐ　　・一皮剥く　一皮むける＝渋皮が剥ける<br />
・肌が合う　息が合う　気が合う（肌＝気で使うことも多い）　　・一肌脱ぐ＝片肌脱ぐ<br />
・血が騒ぐ＝血がたぎる　　・血と汗の結晶＝汗の結晶　　・血で血を洗う＝毒を以て毒を制す<br />
・汗を流す　汗になる　汗をかく　（汗＝頑張りのしるし）<br />
・声が掛かる　　・声なき声　　・声を落とす　　／　　・涙に暮れる　　・涙を誘う<br />
・息が切れる（息切れ、途中でやめる）　　・息が掛かる（権力者とのつながり）　　・息が詰まる（重苦しい感じ、緊張）<br />
・気の置けない（心を許して付き合える）<br />
・頭角を現す</p>
<p>〇　動物を使った表現<br />
・人間万事塞翁が馬<br />
・烏合の衆<br />
・疑心暗鬼を生ず（疑心暗鬼）<br />
・鶏口となるも牛後となるなかれ（鶏口牛後）<br />
・羊頭を懸けて狗肉を売る（羊頭狗肉）<br />
・虎穴に入らずんば虎子を得ず</p>
<p>〇　その他の表現<br />
・墓穴を掘る＝自らの首を絞める　　・業を煮やす　　・怪我の功名　　・高をくくる<br />
・渡りに船　　・雌雄を決する　　・油を売る　　・底が浅い　　・棚に上げる<br />
・恩に着せる　　・立つ瀬がない　　・堂に入る　　・旗色が悪い　　・路頭に迷う</p>
<p>〇　三字熟語、四字熟語<br />
・真骨頂　　　・役不足　　　・破天荒　　　・門外漢　　　・登竜門　　　・突拍子<br />
・臨機応変　　・我田引水　　・公明正大　　・大同小異　　・故きを温ねて新しきを知る（温故知新）</p>
<p>〇　故事成語<br />
・矛盾　　・君子危うきに近寄らず　　・君子は豹変す　　・覆水盆に返らず　　・衣食足りて礼節を知る</p>
<p>〇　文章にしてみました<br />
・食事のお誘いはとてもうれしかったが、断腸の思いで断った。<br />
・試験が迫ってきたので本腰を入れて勉強した<br />
・マナブと切磋琢磨しながらゲームの腕を磨いた<br />
・全権を任されていたので臨機応変に対応できた。<br />
・分かりやすいところばかり修正していたら本末転倒になってしまった。<br />
・顔を見れただけでも御の字だ。<br />
・あなたに政治の話なんて釈迦に説法でしたね。<br />
・先にお菓子を食べたんだからごはんがおいしくないのは自業自得ですね。<br />
・彼は言うことが支離滅裂だから、みんな困っている。<br />
・優柔不断な性格なのでいつもチャンスを逃してきた。<br />
・彼は弁が立つので、営業成績がとても良い。<br />
・羽目を外して大けがをしてしまった。<br />
・紆余曲折を経て私はついにチャンピオンになった<br />
・この風光明媚な風景を見れるだけでここに住む価値がある。<br />
・最近のスマホは成熟を通り越して蛇足と言える。<br />
・こんなに素敵になるなんて馬子にも衣裳ですね。<br />
・グルメサイトでも評判だったのに羊頭狗肉だったな。</p>
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		<title>「ことば」第7回：同じ言葉でも意味が変わる？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 20 Dec 2021 15:27:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[前回は「言葉の意味は話の流れ次第だから、その機微も含めて楽しめるといいね」というお話をしていましたが、今回はその「言葉の意味は話の流れ次第」、文脈次第で言葉の意味が変わるということをつきつめて見ていきたい回になります。  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回は「言葉の意味は話の流れ次第だから、その機微も含めて楽しめるといいね」というお話をしていましたが、今回はその「言葉の意味は話の流れ次第」、文脈次第で言葉の意味が変わるということをつきつめて見ていきたい回になります。<br />
「ことば」の講義では1文の中での話をしていますが、今回は複数の文も扱います。「国語（現代文）」では扱う時間が取れなさそうで、「話の流れで意味が変わる」ということを分かってもらうにはうってつけかと思いましたの今回はこれを取り上げてみようと思います。</p>
<h3>状況によって変わることばの意味</h3>
<p>さて、同じ言葉で全然違う意味になる言葉にはどんなものがあるでしょう？<br />
いくつか例を挙げていくので、読んでいて「これもそうかな？」と思うフレーズなどがあればコメントに残してみてくださいね！<br />
それでは、行きましょう！</p>
<h4>その１：「ベスト」「ワースト」の意味</h4>
<p><b>シチュエーション：デカ盛りで有名なお店にご飯を食べにやってきました。<br />
友達A：「この店大食いタレントの〇〇さんがワースト1位に挙げてたらしいよ」</b></p>
<p>さて、この「ワースト1位」の単語帳的な意味は「最も悪い」ですが、この最も悪いというのは、①量が多すぎるという意味でしょうか、それとも②少なすぎるという意味でしょうか。<br />
この一文だけだと「死ぬほど多い」とも「楽勝すぎるぐらい少ない」とも、どっちの意味でも読めますね。国語的には前後の文章があれば文脈でどっちの意味かが読み取れますが、今回は一文だけなので分かりませんね。<br />
ただ、このような感情や感覚、立場で意味の変わる言葉の意味が分かると、その発言者の人間性や性格、考えなどが垣間見えます。この場合はこのタレントさんが大食いに対してどういうイメージを持っているかが見えそうです。すごく雑に推理すると、本人が大食いに対して楽しんでいれば「量が少なくて残念」という意味になるでしょうし、無感情のお仕事感覚とかちょっと最近大食いがしんどいと思っていれば「量が多くて大変なので嫌」という感じになるでしょう。<br />
主観で意味が変わるの言葉（例えば正義とか、大変とか、簡単とかもそう）は捉え方がたくさんあってややこしい反面、その人の心や性格が少し見えるので良いきっかけになるかもしれません。</p>
<h4>その２：「見る」の意味</h4>
<p><b>同居人B：「ちょっとお鍋見といてー！」</b></p>
<p>これはよく見かけるものなので、そのオチも知っている人も多そうですね。<br />
これは、同居人が料理中に台所を離れないといけなくなり、近くにいた人に「ちょっとお鍋みといてもらえる？」と声を掛けたというものです。そして、同居人が戻ってくると、見事に鍋の料理が焦げてしまっています。そこで「見といてっていったよね？」と詰め寄りますが、その人は「うん、だから見てたよ」と応えるというやつです。</p>
<p>もちろんこの時の「見といて」とはただただ「見ている」だけではなく、料理が焦げないように火事にならないように「見といて」という話なのですが、鍋を焦がしてしまった同居人にはそこまでの意味は読め取れなかったということですね。</p>
<p>前回の言葉の機微のお話に通じますが、この「みる」という単語も「見る」「観る」「視る」「診る」「看る」などいろんな漢字でニュアンスが異なります。これは英語でも「look」とか「watch」とか「see」とか、もう少し難しい単語になると「stare」とか 「gaze」とか「glance」とかそれぞれに微妙に意味が違います。なので、前回の言葉の機微のアンテナを育てていると、「お鍋見といて」も「単純に視線を送る」＝「見る」だけじゃなくて、「料理を焦がさないようにしっかり見ておく」という意味を捉えることができるようになってきます。<br />
「些細な違いなんていちいち覚えてられない」と思うかもしれませんが、すべてを完璧に覚える必要はないですし、専門用語や社内用語など仲間内で使われる言葉はいろんな意味を含んでいることも多いので、自分が使えることばを増やしながら小さな違いを使い分けられるようになるととてもコミュニケーションがスムーズで便利になったりします。（これも「リスクとリターンはバランスが取れているもの」の一例ですね）</p>
<p>さて、ここまでは、単文（といってもシチュエーションが会話の材料になっています）で見て来ましたが、会話のやり取りを考えていきましょう。</p>
<h4>その３：「大丈夫」の意味</h4>
<p>「大丈夫」には「良い・良好」と「要らない」の2つの意味で使われますね。</p>
<h5>（１）「良い・良好」の意味で</h5>
<p><b>A：「昨日あの後大丈夫だった？」<br />
B：「大丈夫だったよ」</b></p>
<h5>（２）「要らない」の意味で</h5>
<p><b>A：「これ○○にもらったんだけど、どうする？」<br />
B：「わたしは大丈夫です」（要らないです）</b></p>
<h5>（３）「良い・良好」だけど･･･</h5>
<p><b>A：「しんどそうだけど大丈夫？」<br />
B：「大丈夫」（大丈夫じゃない）</b></p>
<p>今度は同じ「大丈夫」でも小さな違いではなくて、全く反対の意味になったりしてますね。しかも真意は言葉ではなくて状況で読めないといけないので、かなり高度なコミュニケーションですね。</p>
<h4>その４：空気を読んで使いたい言葉</h4>
<p>例えば、同じ<b>「私はチーズケーキが嫌いです」</b>という言葉も、シチュエーションによって大きく印象が変わります。</p>
<h5>（１）普通の質問の答えとして</h5>
<p><b>Ａ：「食べ物の好き嫌いはありますか？」<br />
Ｂ：「私はチーズケーキが嫌いです」</b></p>
<h5>（２）たとえ事実だったとしても</h5>
<p><b>Ａ：「今みんなで食べようと思ってチーズケーキ作ってるのよ」<br />
Ｂ：「私はチーズケーキが嫌いです」</b></p>
<p>この２つの場面では、同じ「チーズケーキが嫌い」の文も、その受け取る意味は全然変わってきます。（１）の場合は、単に質問に答えただけなので自然な受け答えですが、（２）の場合は、単に事実を伝えただけでなく、<b>相手がみんなのためにと頑張っている行為にケチをつける</b>、相手の気持ちを全然考えられないなどの無神経さが伝わってしまいます。<br />
もちろんこれを「本当のことを言ってるだけなので私は間違ってない」という考え方もあると思います。文脈によって意味が変わるなんて面倒くさい、受け入れられない、よくわからないということもあり得るでしょう。でも、そのままの姿勢では無神経な人と思われてしまうだろうし、そうすると無神経に傷つけられるリスクを持たれてしまうので、周りから人が離れていってしまう可能性が上がってしまいます。<br />
だから、前回のことばの講義で扱ったような言葉の機微のアンテナを立てるあたりからトレーニングを積んでもらうのも良いかと思います。そのトレーニング方法としてお薦めなのは、いろんな人間関係を経験したり、ドラマや演劇、コントなどを見ることです。言葉のやり取りを楽しみつつ、その感性を日々磨いてみてください。</p>
<p>最後に、最近口コミサイトで面白いなと思ったものを一つご紹介します。</p>
<h4>その５：レビューサイトで</h4>
<p>ビーフシチューのレビューで<b> 「肉はスプーンで切れない、野菜は少ししか入ってなくて煮込まれた形跡もない」</b>と書かれ、低評価がされているものがあったのですが、それを見た人が「それはきっとおいしいやつだから食べてみねばと思った。 ありがとう低評価の人。 お店にとっては災難だけど、大丈夫、わかる人はわかってくれるはずだから元気出して。。」というようなニュアンスのコメントしていました。<br />
これも、同じ言葉だけど、低評価にもなりますし、分かっている人には高評価の可能性を感じ取れるものということになりますね。</p>
<h4>・終わりに</h4>
<p>このように、ことばは発信者も受信者も含めて、状況とかによって受け取るものは全然変わってきたりもします。コマーシャルや政治家の発言とか、詐欺師なんかの手口でもよく聞きますが、受け取り手が勝手に都合よく勘違いさせて、商品を購入させるとか、投票させるとか、お金を奪い取るとかいろんなことが仕掛けられていることは日常的にもたくさんあります。<br />
現代文の学力だけというのであれば、相手が何を伝えたいと思っているのかを考えながら、予測しながら話を読み進めていけば、必ず成績は上がってくるでしょう。人生を、となるとさらに言葉に対しての感度が上がれば、良くも悪くも違った景色が見えるようになると思います。<br />
いずれにしても「はじめに言葉があった」と言われるように、言葉はとても奥深いものなので楽しんで学びを進めていただければと願います。</p>
<p>ということで、今回は話の流れ、という話から複数の文章について軽く触れてみましたが、複数の文章は「国語」で扱っていこうかと思っています。なので、次回からは「単文を読む」ということをさらに深めていきたいと思います。</p>
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		<item>
		<title>「ことば」第6回：細かな感覚を身につけるために－類義語・似た意味の言葉（単語・熟語part3）</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language6/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 Nov 2021 13:05:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[前回は、対義語の話から「二元論って分かりやすいけど、それゆえに見えなくなるものもあるよ」という話をしてたらかなり長くなってしまったので、今回はさっそく類義語などについて迫っていこうと思います。 （２）類義語・言い換え・言 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回は、対義語の話から「二元論って分かりやすいけど、それゆえに見えなくなるものもあるよ」という話をしてたらかなり長くなってしまったので、今回はさっそく類義語などについて迫っていこうと思います。</p>
<h3>（２）類義語・言い換え・言葉の機微</h3>
<h4>2－1：前回出てきた類義語</h4>
<p>類義語は前回の話の中でもたくさん出てきていました。例えば、類義語という言葉も、<b>同じ意味の言葉（同義語、類義語、同意語）</b>という表現で出てきましたが、この「同義語」「類義語」「同意語」というのはどれも「同じ意味の言葉」という意味ですので、同義語です。</p>
<p>前回のテーマだった対義語の<b>「対義」</b>という言葉にも類義語があります。「義」という字には「正しい道筋」のほか、いろいろな意味がありますが、ここでは<b>「意味」や「主旨」という意味</b>で<b>「対となる－意味」</b>ということなので、<b>「対照」や「反対」、「反意」</b>などが対義の類義語になります。<br />
（対義の類義って頭がややこしくなりそうですね。）</p>
<p>「義」にもいろいろな意味があるように、漢字や熟語にはたくさん意味があり、どの意味で使われるのかは場面や文脈によりますので、日常的に「あっこれと同じような意味も」とか、言葉の知識を積み重ねていくのが良いでしょう。</p>
<p>知識が身につく様子は雪玉に例えられます。知識の雪玉は最初は小さいので1回転させてもそれほどたくさんの雪（知識）がついてくるわけではありませんが、雪玉は大きくなるにつれ、どんどん身につく知識の量は増えていきます。</p>
<h4>2－2：言い換え</h4>
<p>類義語とは少し違いますが、同じような言葉を表せる表現方法もあります。前回の対義語のところでも出た「抽象－具体」を考えてみましょう。</p>
<blockquote><p>じゃがいもはばれいしょとも言われ、古くは男爵芋やメークイン、最近はインカのめざめやきたあかりなどの品種も有名です。</p></blockquote>
<p>ここに書かれている「じゃがいも」も「ばれいしょ」も「男爵」も「メークイン」も「インカの目覚め」も「きたあかり」も<b>全部じゃがいも</b>ということになります。</p>
<p>文章に書かれている通り、「じゃがいも」と「ばれいしょ」は同じ。そして、「男爵」や「メークイン」「インカのめざめ」「きたあかり」もどれもじゃがいもの品種ですね。それぞれの品種はじゃがいもやばれいしょの具体例ということになります。</p>
<p><small>さて、抽象－具体のお話に行く前に、現代文としての視点でこの文章を読んでみましょう。<br />
この文章を読んだときに<b>「なんでわざわざたくさんの品種を挙げているんだろう？」</b>と思わない合ったですか。そこに気づいていると、<b>「あぁ、この人はこれから細かいじゃがいもの品種について話したいんだな」</b>ということが読み取れます。<br />
このように、文章自体を見ることで、その先にどのようなことが書かれるかを予測することができます。そして予測できると、文章を読むのは楽にもなるし早く正確にもなります。このあたりも意識して読んでみると現代文の成績は上がってきます。</small></p>
<p>ということで、今回の本題に戻ります。抽象と具体についてです。<br />
この文章を抽象と具体で分けるとこのようになります。<br />
<b>具体例：「男爵」「メークイン」「インカのめざめ」「きたあかり」<br />
抽象例：「じゃがいも」「ばれいしょ」</b></p>
<p>この抽象とか、具体とかは単語によって決まっているものではありません。何と何を比べるかによって抽象的とも言えるし、具体的とも言えるものです。<br />
例えば、この「男爵」「メークイン」「インカのめざめ」「きたあかり」を少し抽象化すると「じゃがいも」「ばれいしょ」だし、それをさらに抽象化すると「いも類」だし、さらに抽象化すると「野菜」。さらに抽象化すると「農産物」という感じです。逆に言うと、「じゃがいも」「ばれいしょ」も「いも類」「野菜」「農産物」などの具体例ということになります。<br />
<b>＜抽象度が高い＞</b><br />
↓　農産物<br />
↓　野菜<br />
↓　イモ類<br />
↓　じゃがいも　ばれいしょ<br />
↓　男爵　メークイン　インカのめざめ　きたあかり<br />
<b>＜具体度が高い＞</b></p>
<p>この抽象－具体の対比は文章でよく使われます。それは抽象的な話では伝わりづらいことであっても、具体例で語られると個人の実感として理解してもらえる可能性が上がるからです。<br />
でも、分かりやすくなればそれですべてが良くなるというわけではないです。<b>ここにジレンマがあります。</b>具体例を話すとなると自ずと文字数は増えます。文字数が多くなると、分かりやすくなるけど全部読んでもらえないリスクが上がります。文字数が少なくて読んでもらえるけど理解してもらえないかもしれないほうが良いのか、文字数が多くて理解もしてもらいやすいけど読んでもらえないかもしれないほうが良いのか、難しいところです。</p>
<h4>２－３：言葉の機微（細かな違い）</h4>
<p>次は、同じ読みでニュアンスが違う言葉を見てみたいと思います。</p>
<p>・<b>「かえる」という動詞</b>と言われればどのような漢字を思い浮かべるでしょうか。<br />
「変える」「換える」「替える」「代える」など今は変換を使えばたくさん出てくることでしょう。<small>この「変換」も「変える」＋「換える」ですね</small></p>
<p>同じ「かえる」という読みで、同じような意味。これらは何がどう違うのでしょうか。<br />
<b>・変わる：</b>状態や位置が前と違ったものになる。ふつうと異なる。<br />
<b>・代わる：</b>入れかわる。他のもののかわりとする。<br />
<b>・替える：</b>別のものに取りかえる。<br />
<b>・換える：</b>物と物とを取りかえる。<br />
<b>・更える：</b>今までのものをすべて新しくする。</p>
<p>どれも同じような意味だけど、微妙に違う。この<b>微妙に違う</b>のニュアンスが分かるかどうかは地味ですが結構重要です。違いに気づけるということは、それだけ細かいところまで見ることができることになります。この言葉に対する感度は大事です。</p>
<p>こちらも別のたとえ話をします。山道を歩いているとして、何の感度も無い人はただただ道をあるくことでしょう。しかし、木々についての知識がある人は草木の名前やその使い方、季節感などをより感じることができるでしょうし、動物や昆虫の知識がある人はフンや死骸などを見ながらその山の生態系に思いを馳せるでしょうし、地学の知識がある人は山の成り立ちや地層、植生などを見ることができるでしょう。このように、感度があるかどうかでモノの見え方はものすごく変わるものです。</p>
<p>他の言葉でもその違いを考えてみましょう。よく使われる<b>「きをつかう」</b>はどうでしょうか。<br />
<b>「気を使う」</b>と書くでしょうか、それとも<b>「気を遣う」</b>と書くでしょうか。<br />
これも「（物とか手段を）使う」と「（精神や技術を）遣う」で意味が異なります。<br />
この違いを知っていると、「気を使う」と言われたら違和感がを持ってしまいます。<br />
<small>※　ただ、言葉は人々が話すことで変わっていくものです。なので、今は「気を使う」という表現が一般的になってきています。言葉は変わるものだし、簡単になる・分かりやすくなることは良いことなんでしょうが、少し複雑な気持ちになりますね。</small></p>
<p>その他によく見るのは、関西弁ですが「ほんまに」という表現ですね。「ほんとうに」という意味ですが、この「ほんまに」を「本間に」と打つ人も結構いらっしゃいます。「ほんとう」という意味で「本当」とか「本気」とか使うので、この「本」の字に引っ張られて変換機能を使ってしまったんでしょうが、もともとは単純に苗字としての「本間」さんだったんでしょう。</p>
<p>あとは動詞だと「みる」とか「よろこぶ」とか、<br />
普通の言葉で似てるけど微妙に違う意味があるという意味では、<br />
・「節約家」「倹約家」「貧乏性」「ケチ」の違い<br />
・「公正」「公平」「平等」の違い<br />
などの言葉の違いをしっかり知っていれば言葉への感度は相当上がってくると思います。</p>
<p>言葉はもともとの意味を一回知ってしまったら、それとは違う使い方をされていたら、違和感に気づいてしまうようになります。そうなるといろんな言葉の違いに着目できるようになっているということなので、後は先ほどの雪玉のたとえよろしく言葉のセンスがどんどん上がっていくでしょう。</p>
<p>次回は、同じ言葉でも文脈によって意味が変わることばを具体的に見ていきたいと思います。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>「ことば」第5回：熟語と熟語の関係－対義語（単語・熟語part2）</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language5/</link>
					<comments>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language5/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 27 Oct 2021 16:31:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://yamaguchimasashi.com/nonschool/?p=56</guid>

					<description><![CDATA[前回の熟語に続いて、今回も熟語について続きをやっていきます。 前回の熟語で、同じような意味の漢字を２字で「温暖」「寒冷」とか、反対の意味の漢字２字で「寒暖」とかありましたが、熟語同士でも同じような意味ものとか、反対の意味 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回の熟語に続いて、今回も熟語について続きをやっていきます。</p>
<p>前回の熟語で、同じような意味の漢字を２字で「温暖」「寒冷」とか、反対の意味の漢字２字で「寒暖」とかありましたが、熟語同士でも同じような意味ものとか、反対の意味のものとかもあります。<br />
今日は、反対の意味の言葉（反対語、対義語）を見ていきます。<br />
<small>同じ意味の言葉（同義語、類義語、同意語）まで見ていきたかったですが、長くなってしまったのでこちらはpart3で</small><br />
あ、「反対」「対義」という言葉も同じような意味の熟語ですね。</p>
<h3>（１）反対語、対義語シリーズ</h3>
<h4>国語でよく見る熟語</h4>
<h5>文章読むときに使われるもの</h5>
<p><b>・一方－他方</b><br />
<b>・前者－後者</b><br />
どちらも、例や主張を列挙（並べて挙げる）するときに使われる表現です。</p>
<h5>対比の構造に使われるもの</h5>
<p><b>・東洋－西洋</b>：「アジア」と「欧米」の文化の違いを表現したいときに使われます。<br />
<b>・過去－未来（－現在）</b>：時間の流れで変化を強調したいときに使われます。<br />
<b>・人工－自然、科学－宗教、論理－非論理、理性－感性</b>：「言葉で説明できるもの」と「説明できないもの」の違いを表現するときに使われます。<br />
<b>・主観－客観　主体－客体</b>：「自分ごと」と「他人ごと」の視点の違い。<br />
<b>・潜在－顕在</b>：「見えないもの」と「見えるもの」<br />
<b>・相対－絶対</b>：「誰かと比較したもの」と「それ自体で完結するもの」</p>
<h5>文章の構造として</h5>
<p><b>・原因－結果</b>：出来事の「前」と「後」<br />
<b>・抽象－具体</b>　※これは類義語のところで具体例を挙げながら説明しますね。</p>
<p>これらの対義語が文章の中で使われるのは、対立の構造に持ってって比べたり、話の筋道を立てたりすることで理解しやすくする効果があるからです。<br />
対立の構造を作ったり、真逆の考えを出したりして納得させる方向に話の持ってく論理展開を「二元論」とか「二項対立」とか言われます。わかりやすいのは「善」と「悪」、「正しい」と「間違っている」、「敵」と「味方」なんかは日常的にもいたるところで使われています。そんな風に単純比較することで物事のさわり・表面・入口を理解するにはとても役に立ちます。<br />
しかし一方で、分かりやすいがゆえに、ついつい「そうそう」と思って納得させられたり、分かった感に酔いしれたりして、もっとよく考えないといけないことを隠してしまうことがあります。便利なものにはリスクがあるのは世の常です。この具体例については後で考えてみましょう。</p>
<h4>社会でよく見かける熟語</h4>
<p><b>・緯度－経度</b>：世界の中の「南北の位置」と「東西の位置」<br />
<small>両方を使うと地球上の場所を示すことができます（例えば、東大寺の大仏の位置は北緯34度41分21.11秒で東経135度50分23.39秒の位置となります）</small></p>
<p><b>・円高－円安</b>：円の価値が「高い」と「安い」<br />
<small>1ドル10円で買える場合と100円で買える場合、1円の価値はどちらが高いでしょうか？というお話。この場合は1ドル10円で買える場合が「円高」、100円も出さないといけない場合が「円安」ですね。</small></p>
<p><b>・収入－支出</b>：お金が「入ってくる」と「出ていく」。これが国とか自治体の場合は、<b>歳入－歳出</b>となります。<br />
<b>・債務－債権</b>：　※こちらは後で詳しくお話してみましょう。</p>
<h4>数学でよく見かける熟語</h4>
<p><b>・鋭角－鈍角</b>：「鋭い（するどい）角度」と「鈍い（にぶい）角度」<br />
<b>・変数－定数</b>：「変化する数字」と「固定された数字」</p>
<p>こんな感じで文字の意味を理解することで、苦手な科目の理解や暗記の助けになることもたくさんあるだろうし、もしかしたら今挙げた社会や数学、はたまた理科なんかも、言葉が追えれば理解も進んで苦手科目じゃなくなるかもですね。</p>
<h4>分かりやすさが隠してしまうものとは？</h4>
<p>さて、<b>二元論が深い知識を隠してしまう</b>というお話に戻りましょう。<br />
ここでは<b>債務と債権</b>について考えてみましょう。</p>
<p>まずはさわりの部分としてのStep1です。</p>
<h5>Step1としては</h5>
<p>債権はお金を貸す側のこと（債権者）で、<br />
債務は借りる側のこと（債務者）という漠然とした理解でひとまずOKです。</p>
<h5>もう一歩踏み込んだStep２としては</h5>
<p>お金を貸す側が持っている権利を債権といい、<br />
お金を借りた側がやらなければならない義務を債務ということ。<br />
借金の権利なので債権、借金の義務なので債務。<br />
ここまで押さえられていたら言葉の意味としては上々です。<br />
<b>「ちゃんとわかっています」。</b></p>
<p>債務というのは、ものすごく平たく言うと借金する側のことです。なので、このやらなければならない義務というのは返金、借金の返済のことです。そして<u>「お金を返さないといけない状態」だから「借金は悪いものだ」</u>と教えられている場合、債務に取り巻くイメージは悪いものばかりだと考えてしまいがちです。</p>
<p>では、ここからその二元論で隠されているものを見ていきましょう。</p>
<h5>Step3を考えてみましょう</h5>
<p>先ほど、借金には悪いイメージが染みついているというお話をしました。しかし、<b>借金にも良い借金と悪い借金があります</b>。</p>
<p>良い借金と悪い借金とはなんなのでしょうか？<br />
すごく乱暴に分けると、<b>「お金を生み出すための借金」と「ただただ浪費、消費するための借金」</b>の違いです。この違いリスクとかもろもろ含めて話していくと社会科というか、生き方の授業になってしまうので、「ことば」の講義としてはここで止めておきましょう。</p>
<h5>さらに踏み込んだStep4</h5>
<p>そして、隠されていることとしてさらにもう一歩踏み込んでStep4として話を進めていきましょう。<br />
これはさらに話がややこしいのでほんとに少し匂わせるぐらいにしておきますが。</p>
<p>少し話のスケールが大きくなりますが、学校の社会科では<u>国の借金＝国債</u>だと教えられます。<br />
そして、国債が膨れ上がったから「次世代にツケを残さないように」ときれいごとを言います。これに国民たちも<u>「よくわからないけど借金だからダメなもので、ダメなものは将来の子たちに残してはいけないよね」</u>と分かったつもりでやり過ごしてしまいます。<br />
<b>（ほんとのところは、そもそも将来にツケを残す子供たちを、現在産めないぐらいの社会になってしまっていますが、、。）</b></p>
<p>この国債というものは、借金みたいな性質ももちろんあるんですけど、私個人が銀行から借金するものとはかなり性質が違う面もあります。<br />
個人が借金をする場合、私自身が債務者となりますが、<br />
国債の場合、債務者は誰で、債権者は誰でしょう？<br />
そしてお金、日本円とは何なのでしょう？誰がどうやって作っているのでしょうか？と考えるとかなり複雑になっていきます。でも、勘の良い人なら「あれ？」と気づくことも出てくるかもしれませんし、「なんかおかしい？」ともやもやを持てた人もいるかもしれません。それが始まりです。</p>
<p>これ以上はほんとに経済理論的なお話に突っ込んでいってしまいますのでここまでにしておきますが、Step4までお話をすると、債務と債権のイメージは最初よりもかなり深みが出たんではないでしょうか。私にもこの国債をどういう風に扱うのがいいのかというのは、完全にわかっているわけではないですし、こうすべきだという主張は持ち合わせてないですが、いろんな視点で社会を見ることに興味があれば「国債　借金じゃない」とか「国債　借金　嘘」とか調べてみれば、これまでと違う知識に出会えるかもしれません。</p>
<p>このように、良いこと／悪いことの二元論では難しいことは隠してしまうのです。そして、それがゆえに、知らぬ間に社会全体が騙されている、、、とまでは言えるかわかりませんが、少なくともどこかに誘導されていることもあるということは知っておいても良いことです。だからこそ、いろんな視点を持って考えたいものです。</p>
<p>債務－債権の対比から、借金の「善」と「悪」の二元論で見えないように誘導されていたことが自覚できた人は幸いですね。そのような気づきが学ぶということなので、これからもたくさんの気づきを得ていけるように進めていきましょう。</p>
<p>（サムネにはfirefly（adobe）を使用しています）</p>
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		<title>「ことば」第4回：熟語は漢字＋感じ（単語・熟語part1）</title>
		<link>https://yamaguchimasashi.com/nonschool/language4/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ぐっち]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 27 Oct 2021 05:29:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ことば（2021）]]></category>
		<category><![CDATA[現代文]]></category>
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					<description><![CDATA[第3回までで文章全体の大きな話でしたが、今回からは一転、とても小さい視点のお話です。 「前回の主語と述語の難しいやつはどうするんだ？」という声が、むちゃくちゃしっかり読んでくれてる方からは聞こえてきそう（きたら嬉しい）で [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>第3回までで文章全体の大きな話でしたが、今回からは一転、とても小さい視点のお話です。</p>
<p><b>「前回の主語と述語の難しいやつはどうするんだ？」</b>という声が、むちゃくちゃしっかり読んでくれてる方からは聞こえてきそう（きたら嬉しい）ですが、知識はつながればつながるほど力が格段に強くなっていくもので、これから出会っていくたくさんのことばを力に変えていけるように、小さな視点のお話に移ります。ことばの小さな積み重ねが大きな山になるように、積み重ねられるような読み方をしていってもらいたいなと。</p>
<h3>「熟語」→「暗記しなくちゃ」じゃもったいない</h3>
<p>注意したいのは「熟語」は熟語としての意味だけを覚えて終えないようにしてほしいです。<br />
例えば<b>「水筒」</b>は「液体を入れて持ち歩けるようにした容器」って覚えるんじゃなくて、「<b>水</b>を入れる<b>筒</b>」<u>だから「液体をを入れて持ち歩けるようにした容器」</u>って感じで、その熟語を構成することばの意味を味わって覚えていくと良いです。それは知識の定着、暗記にとっても非常に有用です。</p>
<p>ついでに、<b>「熟語」</b>も「<b>熟</b>した<b>語</b>（ことば）」という感じで、世の中で十分に意味が通じるぐらい使われて熟した言葉、で「熟語」です。</p>
<p>もちろん、「水筒」も「熟語」も自分で使いこなせるぐらい意味を分かっていけば、わざわざワンクッションを意識して味わわないくても良いですが、熟語がそういうものなりたちなんだろうなーと思いながら言葉に触れることにはじわじわ大きな意味があります。</p>
<p><small>※ちなみに、言葉を身につけるのは、上記のように座学で文字から身につけることもあれば、周りで使われている言葉を体験的に身につけることもあります。体験的に身につける場合は、わざわざ上のような理解をはさまないと思いますが、機会があれば考えてみてください。</small></p>
<p>こんな感じで<u>熟語は漢字と漢字の組み合わせなので、漢字1文字ずつから学べるもの</u>を学んで、一文字一文字の知識をつけていくと良いこともあります。例えば、他の熟語で同じ漢字が使われているけど見たことない熟語であれば意味が想像できるかもしれません。ということでそれぞれの漢字1文字1文字への感性も上げていきましょう！<br />
進めていくと「漢字一字でも複数の意味を持ってるやんあ。なんやねん。」とか、「複数の意味だと思ってたけど根本は同じで意味で、それが派生してるだけやん！」なんて気づきが得れたりもしますので、一つ一つのことばに「へー」とか「はー」とか思いながら見ていってほしいです。</p>
<p>とはいえ、一個一個いちいち意味考えるだなんて面倒だと思うと思いますが、この小さな積み重ねがあとあとの大きな意味につながっていくので、めんどくさくない範囲の習慣にしてやってみてみてください。<b>「リスクとリターンはバランス取れてるのが世の常」</b>ですので。</p>
<h4>＜よくある熟語の成り立ち＞</h4>
<p>二字熟語を考えた時に、その2つの漢字の関係について考えてみたいと思います。こちらは、<b>高卒認定試験でも国語第1問で問われる</b>ことのある考え方です。</p>
<p>熟語で使われる漢字の関係は大きく分けると次の2つになります。<br />
<b>（１）〇－〇、（２）〇⇔〇</b><br />
高卒認定試験の国語、第1問でも「同じ構造を持つ言葉はどれか」みたいな形で問題になることもあります。これから各項目2つ3つほどの熟語を挙げて考えていきますが、高卒認定の問題は分かりやすい関係性のものしか出ていないのでそこは安心してみていってください。</p>
<h5>（１）〇－〇の関係</h5>
<p>これは、それぞれの漢字が独立していて、<br />
同じような意味や逆の意味の言葉などをただ並べて熟語を作っているパターンです。<br />
<b>①　同じような意味</b><br />
・寒冷：寒い（さむい）・冷たい（冷たい）　　⇔温暖<br />
・奇妙：奇（ふしぎ）・妙（不可思議）<br />
・省略：省く（はぶく）・略す（略す）</p>
<p><b>②　反対の意味</b><br />
・難易：難しい（むずかしい）・易しい（やさしい）<br />
・濃淡：濃い（こい）・淡い（あわい）<br />
・抑揚：抑える（おさえる）・揚げる（あげる）</p>
<p><b>③　名詞＋名詞</b><br />
・雷雨：雷・雨<br />
・咽喉：咽（口の奥）・喉（のどの奥）<br />
・泥沼：泥・沼</p>
<h5>（２）〇⇔〇の関係</h5>
<p>一方こちらは、2つの漢字の関係性が見える熟語です。<br />
こちらのパターンの熟語が圧倒的に多いです。<br />
<b>①　主語動詞の関係</b><br />
・地震：地が震える<br />
・独占：独りが占める<br />
・周知：周りが知る</p>
<p><b>②　動詞目的語の関係①（〇→〇）</b><br />
・戦略：戦いを略す<br />
・自信：自分を信じる<br />
・金融：金を融る（とおる：融通する）</p>
<p><b>③　動詞目的語の関係②（〇←〇）</b><br />
・登場：場に登る<br />
・棄権：権利を棄てる<br />
・投稿：稿を投げる</p>
<p><b>④　修飾語＋名詞</b><br />
・温度：温かさの度合い<br />
・戦術：戦う術（すべ）<br />
・豪雨：豪（大きく勢いがある）の雨</p>
<p><b>⑤　修飾語＋動詞</b><br />
・頻発：頻り（しきり）に発される<br />
・必需：必ずもとめる<br />
・急逝：急に逝く</p>
<p><b>⑥　動詞＋動詞（〇→〇）</b><br />
・掘削：掘って削る<br />
・信頼：信じて頼る<br />
・逮捕：およんで（追いついて）捕らえる</p>
<h4>＜見たことない熟語に出会ったときは＞</h4>
<p>わからない熟語がたくさん出てくると、読み気もなくすし、問題解くのも諦めがちになりますよね。でも、漢字1文字1文字への感度が高ければ何とか推測しながら解き進められることも多くなります。<br />
<u>「わからん」⇒「諦めよう」ではなくて、「分からん」⇒「推測しよう」に</u>なっていけると可能性がつながります。</p>
<p>具体的にどうすればいいかと言うと、<br />
１．「他の言葉でいいかえると？」<br />
２．「その字を使った他の熟語は？」<br />
の2つを考えると良いかと思います。個別例を考えてみましょう。</p>
<p><b>「この提案を拒絶した」</b><br />
この文章の「拒絶」の意味が分からなかったら･･･</p>
<p><u>１．言い換えてみる。</u><br />
「提案を」なので、普通なら受け入れるか断るかになるかなぁ。。確認とか修正もあるか。。ぐらいに考えます。今はこの1文だけなので「受け入れる」「断る」「確認する」「修正する」などいろんな言葉が候補になりますが、前後の文脈が分かると格段に精度は上がっていきます。</p>
<p><u>２．同じ漢字を使った他の言葉を考えてみる。</u><br />
漢字1文字ずつ考えると、　拒む（こばむ）、絶つ（たつ）<br />
＞この漢字を使った他の熟語は、<br />
・拒：拒否、拒食（⇔過食：食べ過ぎる）<br />
・絶：絶対、絶命、絶景、気絶<br />
離す、無くなる方向の言葉が多いから、「断る」の意味に近そうだ。となるわけです。</p>
<p>※　熟語っぽいものでも、固有名詞はやりようが難しい<br />
人名や地名も漢字2字で書かれるものも多いし、その感じに意味を当ててつけられていると思うが、一般用語の熟語とは難度も、方向性も別の話になってくるので、人や土地、物の名前は推測は意味がないですが、文脈で固有名詞であることが分かることが多いはずです。</p>
<p>※　四字熟語も同じように熟語＋熟語で意味が分かるものもある。<br />
大器晩成、孤軍奮闘、法令遵守など、一つ一つの漢字、もしくは二字熟語×２と考えると意味が見えてくるものもたくさんあります。四字熟語については、故事成語とかも含めて別で1度取り上げたいと思います。</p>
<p>このように、日常的に目に映る熟語に対しても、「あーこれはこういう感じなんかなー」と考えるだけで、手に入れられる知識はどんどん増えていくものなので、その意識から始めてみてください。<br />
はじめはめんどいなーと思うかもですが、慣れれば自然に言葉の感性と知識が身についてくるはずです。</p>
<p>※　最後に、高卒認定試験　国語　第1問にとっておきの問題集をご紹介しておきます。<br />
お薦めの参考書はダイソー『大人のいきいき脳ドリル　漢字・語句』（100円）です。難易度とコスパで、高卒認定対策にはとてもいい本だと思います。<br />
このレベルが難しい！って人はもう少し簡単なものもあると思うので、恥ずかしがらず自分に合ったレベルのものから積み上げていくのが一番近道です。無駄なプライドはほんとうに成長を阻害してきますので、プライドはうまくコントロールできると良いなと思います。</p>
<p>（サムネにはfirefly（adobe）を使用しています）</p>
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