「I’m going to study.」と「I will study.」
2つの文章の違いを考えたい
「I’m going to study.」と「I will study.」
この2つの文章はどう違うでしょう。
ふつうはこんな感じで習うかな
「どっちも未来の表現」と習うだろうし、
「暗記して覚えて」と言われるだろうし、
日本語ではどちらも「私は勉強するでしょう」とか訳すと思うんだけど、
本当に未来に勉強するかどうかで言うと、
前者の方が圧倒的に勉強する可能性が高いように思います。
(もっと偏差値高い学校だとそれすら暗記で乗り越えてもらうようですが)
疑問を持つことの大事さ
こういう違いに疑問を持てるかどうかで先の伸びしろが変わるだろうし、
この違いが分かると言葉の感性は少しずつ上がっていきます。
そして、言葉の感性が上がると語学の勉強は面白くなると思います。
でもこの面白さにはいちいち踏み込んでる時間もないし、理解も個々で違うので合わせてられないので、
結果「動詞の未来形には will と be going to があります」となるわけです。
だからこそというか、せっかくなので、
TOB塾ではこういう題材から、人間的なところまで踏み込んで考えるのをやっていきたいところ。
ということで、少し考えてみてもらえたらと。
「なぜ前者の方が勉強する」のでしょうか?
「なぜ前者の方が勉強する」のか
やる気はどこからやってくる?
「やる気」についてはいろいろ詳しく話したいところですが、
さらっとよく言われるところだけつまみ食いすると、
「人は行動からじゃないと気持ちは動かない」
というところではないかと。
そういう感じを知っていると少し納得に近づいていくんじゃないかと。
※やる気に関してはまたいくつか深掘っていきます。
英文法的な違いとしては
これも、「感覚から学ぶ英語」シリーズを見てもらいたいところですが、
「I’m going to study.」は「勉強に向かって進んでいっている状態」
なのに対して、
「I will study.」は「勉強する意思がある」
前者は「行動している」のに対して、
後者は「思っている」という状態。
やる気の話と合わせて考えると、
実現できる可能性は「I’m going to study.」の方が高そうだなぁ、ということです。
もっと気楽に勉強に向かっていっても良い
言葉は時代や流れによって変わるし、
私も塾生も言語学者でもないので
「本当に正しい英文法」なるものは分からないですが、
「自分にとって納得感ある理解を積み重ねていって習得していく」
というスタイルで良いと思っているので、
今日も塾生とあれこれお話をしています。
とはいえ、丸暗記も含めて具体的知識のすごさ、にも圧倒されている最近なので、
どっちもバランスよく、がベストなんだろうなと思いつつです。
もちろん、自分の興味に基づく具体的な知識、がベストオブベストでしょう。